メーガン・ジー・スタリオンとの新曲「Beautiful Mistakes」がリリースされたことを記念して、来年でデビューアルバム『ソングス・アバウト・ジェーン』のリリースから20周年を迎える、マルーン5がこれまでにリリースしてきたアルバム5枚を米批評サイトMetacriticでの評価を基にランキング(※)。数々の名曲を世に送り出してきたマルーン5だけれど、接戦を制して1位に輝くアルバムとは?(フロントロウ編集部)

※セカンドアルバム『イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロング』から6thアルバム『レッド・ピル・ブルース』まで。デビューアルバム『ソングス・アバウト・ジェーン』は、Metacriticの評価対象外となっている。

第5位『オーヴァーエクスポーズド』

 まずは、2012年にリリースされた通算4作目のアルバム『オーヴァーエクスポーズド』が5位ランクイン。バンドは本作のオープニングトラックである「One More Night」で、2011年にリリースしたクリスティーナ・アギレラとの「Moves Like Jagger」以来となる全米シングルチャートの首位を獲得。ウィズ・カリファが参加した「Payphone」も大ヒットした。

第4位『Ⅴ』

 4位にランクインしたのは、2015年にリリースした文字通りの5作目『Ⅴ(ファイヴ)』。「Animals」や「Maps」といったシングル群のなかでも、ウェディングアンセムの1曲となった「Sugar」のミュージックビデオは特に印象的で、バンドがロサンゼルス中の結婚式場をサプライズで訪れ、新婚夫婦を祝福するという感動的な内容になっている。

第3位『レッド・ピル・ブルース』

 現時点での最新アルバムである2017年リリースの6thアルバム『レッド・ピル・ブルース』は3位にランクイン。2019年には、アーティストたちの夢の舞台であるスーパーボウルのハーフタイムショーにも出演し、世界を代表するバンドの1組となったことを証明した。

 ちなみに、マルーン5はデビュー作『ソングス・アバウト・ジェーン』から本作まで、アルバムのツアーごとに必ず来日公演を行なっていて、2019年2月には本作を引っ下げた来日公演を東京ドームで開催している。マルーン5の次のアルバムがリリースされる頃には、彼らが来日できる状況が整っていることを願うばかり。 

第2位『ハンズ・オール・オーヴァー』

 2010年にリリースされたサードアルバム『ハンズ・オール・オーヴァー』が2位にランクイン。この頃にはすっかりアメリカを代表するシンガーとなっていたアダム・レヴィーンは翌2011年、アメリカの人気オーディション番組『The Voice』の審査員に就任。アルバムに収録されている「Misery」や「Give A Little More」などのキャッチーなシングル群も忘れてはいけないけれど、『ハンズ・オール・オーヴァー +2』として2011年にリリースされたアルバムに収録されている、『The Voice』で共演したクリスティーナ・アギレラとの「Moves Like Jagger」は全米シングルチャートの1位に輝くなど、時代を代表する1曲となった。

第1位『イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロング』

 見事1位に輝いたのは、2007年にリリースされたセカンドアルバム『イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロング』。全世界で1000万枚を売り上げた2002年発表のデビュー作『ソングス・アバウト・ジェーン』から5年ぶりにリリースされた待望の2作目からのシングル「Makes Me Wonder」で、バンドは初となる全米1位を獲得。

 本作からリリースされた「If I Never See Your Face Again」のリメイクバージョンには、サードアルバム『グッド・ガール・ゴーン・バッド』のヒットでノリに乗っていたリアーナが参加している。

番外編『ソングス・アバウト・ジェーン』

 Metacriticの評価対象外となっているため、ランキングには入らなかったものの、2002年にリリースされたデビュー作『ソングス・アバウト・ジェーン』も決して忘れてはいけない。「She Will Be Loved」や「Sunday Morning」、「This Love」などの名曲が収録されたファーストアルバムでマルーン5はいきなり音楽ファンの心を掴んでみせ、同作のヒットはバンドにグラミー賞の最優秀新人賞をもたらした。

メーガン・ジー・スタリオンとの新曲「Beautiful Mistakes」をリリース

 そして、マルーン5は3月4日にメーガン・ジー・スタリオンを迎えた新曲「Beautiful Mistakes」をリリース。ちなみに、フロントマンのアダムによれば、既に次回作となるニューアルバムも完成しているとのこと。それまでは新曲を聴きつつ、彼らがこれまでにリリースしてきた名曲たちを振り返ってみるのもいいかもしれない。

(フロントロウ編集部)

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