朝は洗顔料を使う?使わない?
美肌をつくるうえで最も重要なステップだとされる洗顔だけれど、なかには「朝に洗顔料を使うと肌が乾燥してつっぱる…」や「メイクなどの汚れがないからぬるま湯で十分」と、あえて洗顔料を使わないという人もいるのでは?
しかし、ニューヨーク市で化粧品皮膚科を専門とする皮膚科専門医のノエラニ・ゴンザレス医師は、どんな肌タイプであっても、朝は洗顔料を使って顔を洗うべきだと主張。
ゴンザレス医師は「(顔の表面に)一晩かけて細菌が蓄積される可能性がある。また、前日の晩に使用したナイトクリームや美容液を取り除く必要があることは言うまでもない」と米Byrdieでコメント。続けて、ゴンザレス医師は「さまざまな観点から見ても、朝のスキンケアに洗顔料は必要。積極的に取り入れて肌をきれいにするべき」と明かした。
とはいえ、肌タイプによっては、朝の洗顔で肌が乾燥しやすくなるのも事実。そこで、今回は肌タイプにあわせた正しい朝の洗顔方法をご紹介。
乾燥肌:洗顔料は「部分的」に使う
乾燥肌の場合、洗顔料を顔全体に使うと、肌がカサついたり、つっぱったりする恐れがあるため、洗顔料は「部分的」に使うのがオススメ。とくに朝の洗顔は、Tゾーンやあごまわりなど皮脂や角質が付着しやすい部分にのみ集中させることで、肌が乾燥させずに効率的に肌をきれいにすることができるのだとか。
脂性肌:洗顔前に「ミセラーウォーター」を使う
皮脂の分泌が多い脂性肌の場合は、洗顔前にミセラーウォーターを使うのもアリ。ゴンザレス医師いわく、先にミセラーウォーターを使うことで、肌にうるおいを与えながら、ひと晩のうちに蓄積された皮脂や汚れを除去。洗顔料の使いすぎによる乾燥を防いでくれるという。
朝のワークアウト、いつ洗顔すべき?
朝のルーティンにワークアウトを取り入れている場合、運動後に洗顔をする人もいると思うけれど、実は“運動前”に洗顔を済ませるのがベスト。
というのも、私たちの肌には、寝ている間に細菌や皮脂などのさまざまな汚れが付着しており、これらの汚れが付着した状態で運動をすると、毛穴に汚れが入り込み、毛穴のつまりや肌トラブルを引き起こす可能性があるからだという。
朝の洗顔方法を変えるだけで肌はグッと変わってくるもの。朝はぬるま湯のみだったという人はこれを機に洗顔の仕方を見直してみるのもいいかも。(フロントロウ編集部)