2020年に世界で最も売れた楽曲はザ・ウィークエンドの「Blinding Lights」
イギリスを拠点にする国際的な音楽業界の団体であるIFPI(国際レコード連盟)が2020年に世界で最も売り上げた楽曲10曲のランキングを発表。ザ・ウィークエンドが2020年3月にリリースした最新スタジオアルバム『アフター・アワーズ』に収録されているシングル「Blinding Lights」が首位に輝いた。
IFPIによれば、「Blinding Lights」は世界30ヵ国のチャートで首位を獲得し、世界で27億2,000万回ストリーミング再生されたという。同曲は米Billboardによる最新の全米シングルチャートで3位にランクインし、合計52週、すなわち1年にわたって同チャートのトップ10にランクインし続けるという前人未到の偉業を達成している。
「『Blinding Lights』は疑いなく今年最大のレコードブレーカーとなり、最も愛された楽曲となりました」とIFPIの代表を務めるフランシス・ムーア氏は「Blinding Lights」について述べている。「音楽を愛する世界中の人々を惹きつけたのです。ザ・ウィークエンドの成功を祝福したいと思いますし、このタイトルを彼に授与できることを名誉に感じています」。
トップ10にランクインした楽曲を紹介
ランキングの2位には、音楽検索アプリであるシャザム(Shazam)が発表した、これまでで最も検索された楽曲にもなったトーンズ・アンド・アイの「DANCE MONKEY」がランクイン。また、「The Box」で3位にランクインしたロディ・リッチは、ダベイビーとの「Rockstar」で9位にもランクインし、唯一トップ10に2曲を送り込んだアーティストとなった。
加えて、アジアからは2組がランクインしており、中国出身のシンガーであるシャオ・ジャン(肖戦)の「Made To Love」が7位に、2020年に世界で最も売れたアーティストであるBTSの「Dynamite」が10位にランクインした。
トップ10のランキングは以下の通り。
1位:ザ・ウィークエンド「Blinding Lights」
2位:トーンズ・アンド・アイ「DANCE MONKEY」
3位:ロディ・リッチ「The Box」
4位:セイント・ジョン「Roses」
5位:デュア・リパ「Don't Start Now」
6位:フューチャー feat. ドレイク「Life Is Good」
7位:シャオ・ジャン(肖戦)「Made To Love」
8位:ダベイビー feat. ロディ・リッチ「Rockstar」
9位:ビリー・アイリッシュ「bad guy」
10位:BTS「Dynamite」
(フロントロウ編集部)