オフショルダーにワンショルダー、カットアウト…この春「肩出しトップス」が再び流行しそうな予期せぬ理由って?(フロントロウ編集部)

「肩出しトップス」の人気が意外な理由で再燃

 ここ数年間、春夏の定番となりつつある「肩出しトップス」。オフショルダーやワンショルダーにくわえて、肩の部分だけカットアウトされていたり、スリットが入っていたりと、セクシー&ヘルシーに肌見せできるアイテムとして日本でも人気が継続しているけれど、欧米では、この春以降、“思わぬ理由”でさらに注目度がアップしそう。

画像: 左から:ベラ・ハディッド、オリヴィア・パレルモ、ヘイリー・ビーバー、セレーナ・ゴメス

左から:ベラ・ハディッド、オリヴィア・パレルモ、ヘイリー・ビーバー、セレーナ・ゴメス

 その理由は、新型コロナウイルスのワクチンの接種時に重宝するから。

 ワクチン注射は二の腕のあたりに打つ場合が多く、肩出しトップスなら袖をまくったり、洋服を脱いだりしなくていいため、手間が省けて便利。


セレブたちが「ワクチントップス」で接種へ

 ワクチン開発のための研究に1億円以上を寄付したことで知られる大物シンガーのドリー・パートンは、自身の協力により完成したモデルナ社のワクチンの接種を3月頭についに受けた際、肩の部分がカットアウトされたブルーのラメ入りニットをチョイス。

 さらに、67歳のスーパーモデル、クリスティ・ブリンクリーも片側の肩だけカットアウトされたトップスを着用してワクチンの接種を受ける模様を収めた動画をインスタグラムで公開した。

 英語圏ではすでに「ワクチントップス」という別名で呼ばれるようになった肩出しトップス。

 ファッション系のメディアで続々と特集が組まれているほか、一般SNSユーザーたちの間でもワンショルダーやオフショルダーのトップスを着用して「これからワクチンを打ちに行ってきます!」と報告する人や、「これでワクチン接種の準備はオッケー!」と新たに肩出しトップスを購入したことを報告する投稿が増えている。

 いつ頃自分の番が回ってくるかはわからないけれど、もしもワクチン接種を受ける日が来たら、肩出しトップスを着用していくと便利だということを覚えておいて。(フロントロウ編集部)

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