ステイホームに最適なリラックス感がカギ
2021年春夏コレクションでは、様々なデザイナーによる「スーパーリラックススーツ」の発表が目立った。
今年はコロナウイルス感染対策として世界的にステイホームが推奨されているけれど、ファッション業界では、ルームウェアにも対応するゆったりとしたシルエットで圧迫感のないスタイルが勢いを増すと予想されている。
ヘイリー・ビーバー
ホワイトカラーが爽やかなIsabel Marant(イザベル マラン)のブレザーに、Bec & Bridge(ベック アンド ブリッジ)のホワイトパンツを合わせ、セットアップのように「スーパーリラックススーツ」を完成させた、人気モデルのヘイリー・ビーバー。
インナーにはコンパクトなトップスを入れてアスレジャーな雰囲気を作り、足元はポップなカラーリングが目立つOff-White(オフホワイト)のスニーカーで外して。
ベラ・ハディッド
さらっとしたライトグレーの「スーパーリラックススーツ」にタンクトップを合わせ、白スニーカーでリラックス感を演出した、トップモデルのベラ・ハディッド。
インナーにはシャツを選ばずに、Tシャツやタンクトップなどのコットン素材で軽やかに仕上げるのがポイント。
リアーナ
シンガー兼デザイナーのリアーナは、Jacquemus(ジャックムス)の「スーパーリラックススーツ」をゆるっと着崩し、足元にはヌーディーなサンダルで華奢に飾って。
今季はリアーナのような、ジャケットの袖やパンツの裾にデザインが入ったスーツも注目されている。
今季は、ルームウェアとしても体に負担がかからないリラックス感ときちんと感を両立したファッションアイテムに注目するなど、Withコロナ時代の変わりゆくファッションの在り方を探してみて。(フロントロウ編集部)