マクドナルドの冷凍庫から出てきたのは…
大手ファストフードチェーンのマクドナルドの冷凍庫から“とんでもないモノ”が発見されて話題になっている。世間をザワつかせる出来事が起きたのは、米テネシー州ナッシュビルにあるマクドナルド。そこで発見されたは、冷凍保存されたハンバーガーでもなければフライドポテトでもなく、生きている人間(男性)。でも、なぜそんなところに人が?
じつは、冷凍庫で発見された男性はその数時間前に事件を起こしていた。米Fox Newsによると、高速道路を走行中に大型車の運転手と口論になった男性は、カッとなって相手の運転手の車に向かって発砲。その後、自分の車に戻って現場から走り去ったが、通報を受けた警察官によってすぐに発見され追跡を受けることに。
警察の報告では、男性の車のタイヤは警察によってパンクさせられており、コントロールを失った状態だったが、しばらくのあいだ逃走を続け、最終的に近くにあったマクドナルドの駐車場に車を乗り捨てて店内に逃げ込んだ。
とはいえ、マクドナルドの狭い店内で身を潜められる場所はある程度絞られる。しかも、警察官はすぐそこまで迫ってきているので最適な場所を探す時間もない。追い詰められた男性の目に入ってきたのが、自分の体がすっぽり入る大きさの冷凍庫だった。
男性は“良い場所を見つけた”と思ったのかもしれないが、これは隠れんぼではなく、相手は捜索のプロ。それに最初にお伝えしたように、“マクドナルドの店内”というかぎられたスペースで成人男性が隠れられる場所はそうたくさんあるわけではない。案の定、駆けつけた警察官によって、あっさり冷凍庫の中にいるのを発見された男性はそのままあえなく御用となった。
ちなみに、捕まった男性には逃亡に加え、盗難された銃器の所持、過去に有罪判決を受けた重罪犯による銃器の所持、無謀運転、失効した運転免許証での運転など、挙げたらきりがないほどたくさんの容疑をかけられている。(フロントロウ編集部)