新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が延期されていたMCU映画『ブラック・ウィドウ』の公開日が約1ヶ月後に迫る中、ディズニーCEOのボブ・チャペックは、公開日が土壇場で変わる可能性があると発言。(フロントロウ編集部)

映画『ブラック・ウィドウ』はいつ公開?

 『ブラック・ウィドウ』は、スカーレット・ヨハンソン演じるマーベルヒーロー、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ初の単独映画。映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で彼女が下した最期の決断の真相が明かされるとして、多くのファンの期待を背負っている。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で何度かの公開延期後、2021年4月29日に公開が決定した『ブラック・ウィドウ』は3月10日の時点では、予定どおりに公開されるとディズニーCEOのボブ・チャペックが同社の株主総会で語っていた。

画像: ディズニーCEOのボブ・チャペック

ディズニーCEOのボブ・チャペック

 しかしその発表の約一週間後、米Bloombergのインタビューに答えたチャペック氏は、なんと今後も延期の可能性は残されていることを明らかにした。

 「状況と条件は変わります。ほんの数週間前には、ニューヨークやロサンゼルスの劇場はオープンしていませんでした。それが今は急にオープンしているので、お客様の反応を見ながら、柔軟に対応していきたいと思います。私たちは柔軟に対応するつもりです。『ブラック・ウィドウ』であれ、他のタイトルであれ、これらの映画がどのように市場に出てくるかについては、おそらくギリギリになってから決断を下すことになるでしょう」とコメントしたチャペック氏。つまり、映画『ブラック・ウィドウ』も今後、公開日がギリギリに変わる可能性は十分あり得るということ。

 新型コロナウイルスの影響が長期化するなか、ディズニーがこのような判断をすることは賢明ではあるが、ディズニーは『ブラック・ウィドウ』をストリーミング配信ではなく、劇場で公開するとの意向を示しているため、いずれかの時点で、公開の決断を下す必要はある。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.