ドージャ・キャットが着用した日本発のコスメ
TikTokでセレーナ・ゴメスなどのセレブも参加するダンスチャレンジを生み出した楽曲「セイ・ソー」が、グラミー賞最優秀レコード賞にノミネートされたラッパーのドージャ・キャット。
第63回グラミー賞授賞式では、80年代に流行した“マレットヘア”を今っぽくアレンジした「ネオ・マレットヘア」を披露して話題になったドージャだけれど、もうひとつ注目を集めたのが、引き込まれるようなスモーキーアイを取り入れたグランジ風メイク。
じつはこの日のドージャのメイクは、日本が誇る有名ブランドのコスメを使ってつくられていた。そのブランドとは、資生堂が手がけるブランドSHISEIDO。
すべてSHISEIDOのアイテムを使用
SHISEIDOのコスメは、モデルのエルザ・ホスクやウィニー・ハーロウなどセレブの愛用者も多く、海外の大人気コスメ専門店であるセフォラ(Sephora)でも展開されるなど、海外でも絶大な人気を誇っている。今回のドージャのメイクは、スキンケアをはじめ、ベースメイクやアイメイク、リップメイクまですべてSHISEIDOのアイテムを使用したのだという。
当日のドージャのメイクを手掛けたメイクアップアーティストのエルネスト・カシアスは、「ドージャのグラミー賞メイクは、すべてSHISEIDOのアイテムでつくり上げた」と米Instyleに話し、実際に使用したアイテムとこだわりのポイントを紹介。
エルネストによると、メイクの主役となったスモーキーな目元には、アイシャドウとアイライナー、アイブロウコスメの3役を1本でこなすペンシルタイプのコスメ「カジャルインクアーティスト」と、ボリュームマスカラ「コントロールカオス マスカラインク」を使用したそう。
アイメイクをする際のポイントについてエルネストは、「スモーキーアイをつくるときには、やりすぎたかもと思うくらいがちょうどいいんだ。とにかく思い切って塗るように心がけて」とアドバイス。そしてアイシャドウをぼかすときには、こめかみ付近まで大胆にのばすことでムーディーなグランジ風メイクに仕上がると明かした。
エルネストがこだわったもうひとつのポイントが、陶器のような美しい肌に仕上げるベースメイク。エルネストは、あえてプライマーをTゾーンのみにのせ、ヨレを防ぎながらも厚塗り感のない仕上がりになるよう心がけたそう。気合いを入れる日のメイクは下地をたっぷり塗っておこうと思いがちだけれど、本当に必要な部分のみに塗るほうが、かえってキレイに仕上がるという。
海外のプロも頼りにするSHISEIDOのコスメは、日本のブランド公式サイトから購入可能。気になる人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)