『ワイスピ9』、ドミニク役俳優の実の子供が出演と報道
大ヒット映画『ワイルド・スピード』(以下『ワイスピ』)シリーズの見どころといえば、ド派手なカーアクションや手に汗握る敵とのバトル、そして、主人公のドミニクを取り巻く“ファミリー”の熱い絆。
キャスト同士も10年以上におよぶ共演を経て家族のような友情を育んでいるが、新型コロナウイルスの影響による3度もの延期を経て、ようやく6月25日に公開される同作の最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』には、主演のヴィン・ディーゼルの本物の家族も出演しているよう。
米TMZは、ヴィンとパートナーでモデルのパロマ・ジメンネズとの第2子であるヴィンセント・シンクレア(10)が、シリーズ第9作目である同作で俳優デビューを飾ったと報じている。
そっくり息子が演じる役は?
パロマとの間に3児をもうけたヴィンは、子煩悩パパとして知られ、普段からたまにインスタグラムで子供たちの写真を公開しているけれど、ヴィンセントはとくにヴィンそっくり。
TMZによると、ヴィンと瓜二つなヴィンセントが『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で演じたのは、回想シーンに登場するヴィン演じるドミニクの幼少期だそう。
なかなかのギャラを手にする
TMZが入手した書類によると、ヴィンセントの出演シーンは、まだ9歳だった2019年の終わり頃に撮影されており、契約書の記載では1日あたり1,005ドル(約10万9千円)のギャラが支払われたという。
出演シーンがどれくらいの長さになるか、何日間撮影が行なわれたかは定かではないが、9歳にして日給10万円以上を手にするとは、さすがセレブキッズ。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』にはドミニクの弟ジェイコブ・トレットとして元プロレスラーの俳優ジョン・シナが加入。ジェイコブこそが同作のヴィランとなるのではとウワサされているが、ヴィンセントの出演シーンは、トレット兄弟の運命を分かつこととなった出来事と関係があるのだろうか?
ヴィンセントの出演に関してヴィンや『ワイスピ』関係者は現時点ではとくにコメントしていない。
豪華キャストが集結
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』には、お馴染みのメインキャストたちにくわえて、前作の『ワイルド・スピード ICE BREAK』で悪役サイファーを演じたシャーリーズ・セロンや、“ファミリー”と協力関係を結ぶこととなったイギリス軍の特殊部隊の元隊員のデッカード・ショウ(演:ジェイソン・ステイサム)の母親であり、物語のカギを握る存在として登場したマグダレーン・ショウ役の女優ヘレン・ミレンが出演。
さらに、シリーズ3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の主人公ショーン・ボズウェルを演じたルーカス・ブラック、トゥインキー役のバウ・ワウ、同作で命を落としたはずの“ファミリー”のメンバー、ハンを演じるサン・カンがカムバックすることが明かされている。
そのほかにも、ドラマ『ウォーキング・デッド』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのマイケル・ルーカー、映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』のヴィニー・ベネット、ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』のフィン・コール、ニュージーランド出身の日系俳優アンナ・サワイが新キャストとして加入。ラッパーのカーディ・Bやシンガーのオズナもカメオ出演を果たしている。(フロントロウ編集部)