2021年のアカデミー賞で5部門ノミネートされた映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネル監督が、DCコミックスのヒーロー、ザターナの映画化の脚本を執筆中であることがわかった。(フロントロウ編集部)

オスカー有力候補『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネル監督

画像: オスカー有力候補『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネル監督

 エメラルド・フェネル監督は、ドラマ『キリング・イヴ Killing Eve』のシーズン2でショーランナーを務め、2021年の第93回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞にノミネートされた映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』を制作した監督。

 キャリー・マリガンを主演に据えた映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』は、性犯罪者に鉄槌を下すパワフルなフェミニスト映画として大きな話題を呼び、フェネル監督は、いまハリウッドで最も注目を浴びる監督の1人となった。

 そんな彼女に、DCコミックスが目をつけ、新作ヒーロー映画『ザターナ(仮)』の脚本家として雇ったことがわかった。

エメラルド・フェネル、DCヒーローのザターナの活躍描く

画像: ©︎DC Comics

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 ザターナは、普段はステージ・マジシャンとして働きながら、有事の時には魔法使いとなって戦うスーパーヒーロー。DCのヒーローチームであるジャスティス・リーグの一員としても知られており、これまでにDCのアニメシリーズでは何度も登場し、活躍してきた。関係が深いヒーローは、バットマンとジョン・コンスタンティン。

 現在、そんな彼女の実写映画の計画が進行しており、米Varietyによって、監督は映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のJ・J・エイブラムスが抜擢されたことがすでに伝えられていた。

 エメラルド・フェネルは、そんなエイブラムス監督とタッグを組み、ザターナの物語を描いていく。現時点では、キャストやリリースに関する詳細は発表されていない。

 ちなみに、ザターナが単独映画としてデビューすることで、実写化のウワサが現実になる可能性が出てくるのは、人気ヒーローの1人、コンスタンティン。かつてキアヌ・リーブスが演じ、カルト的な人気を誇っているこのヒーローが再び映画に登場するのかどうかにも期待がかかっている。(フロントロウ編集部)

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