トレンドの90年代風メイクを今っぽくアップデートするコツをメイクのプロが伝授。簡単に実践できる、そのコツとは?(フロントロウ編集部)

90年代のあのメイクを現代風に見せるコツ

 2021年になって続々とリバイバルしているのが、シマーなアイシャドウやブラウンリップなど、90年代に一世を風靡したメイク。

画像: シンガーのブリトニー・スピアーズ

シンガーのブリトニー・スピアーズ

 そんな90年代風のメイクは、当時のメイクをそのまま取り入れると、少し古く見えてしまうことがあるけれど、プロによると、ちょっとしたコツを取り入れるだけで今っぽくアップデートできるという。

 トレンドの90年代風メイクを今っぽく仕上げる、4つのコツをご紹介。

シマーなアイシャドウは控えめに使う

 90年代に一大ブームとなった、白っぽいシマーなブルーやピンクのパステルアイシャドウは、控えめに塗ることが今っぽく仕上げるコツ。

画像: シマーなアイシャドウは控えめに使う

 セレブを手掛けるメイクアップアーティストのズドゥノフスキー・ローダーは、「90年代には、まぶた全体に広く塗ってぼかすのが流行っていたけれど、二重幅のみなど狭めに塗ってぼかさずに仕上げると今っぽく見せられる」と米メディアTodayで説明した。

ブラウンリップは赤みのあるカラーをチョイス

 90年代に人気を博したブラウンリップを使ったメイクも、先日行なわれたグラミー賞授賞式でも多くのセレブが取り入れるなどリバイバルの兆し。そんなブラウンリップは、色選びにこだわることで今っぽく仕上がるよう。

画像: ブラウンリップは赤みのあるカラーをチョイス

 ズドゥノフスキーは、「今っぽく見せたいなら、ほんのり赤っぽさやオレンジっぽさのあるブラウンをチョイスしてみて」とアドバイス。そうすることで古く見えず、同時に血色感もアップできるのだという。

シェーディングは肌に近いカラーを選ぶ

 ケイト・モスやナオミ・キャンベルなどスーパーモデルたちが人気を集めたことで、頬骨の下にくっきりと濃くシェーディングを入れるのがトレンドだった90年代。この頬骨の下のシェーディングは、肌のトーンに近いカラーを使うのが今っぽくアップデートするコツ。

画像: シェーディングは肌に近いカラーを選ぶ

 シンガーのデュア・リパをはじめ、多くのセレブを手掛けるメイクアップアーティストのコルビー・スミスは、「頬骨の下のシェーディングは間違いなく再びトレンドになっているけれど、今風にするには、それぞれの肌の色よりもほんの少しだけ濃いカラーを選んで、しっかりとブレンドすることが大事」と説明。いかにもシェーディングを入れています感がでないよう、十分になじませるよう勧めた。

リップライナーはぼかして自然に

 リップライナーを使って唇を縁取るのも、90年代を彷彿とさせるメイクのひとつ。そんなリップライナーを使うとき、90年代はぼかさずにラインを目立たせていたけれど、セレブ御用達メイクアップアーティストのジェイミー・グリーンバーグによると、今っぽく見せるためのオススメは、ぼかして自然に見せるメイク法。

画像: リップライナーはぼかして自然に

 ジェイミーは、「リップライナーでラインを引いて、ブラシを使って唇の内側に向かってぼかしてからリップを塗って、ラインとリップをなじませるようにぼかしてみて」とアドバイス。そうすることで、今っぽく仕上がるだけでなく、自然なオンブレ効果により唇がふっくらと見えるのだとか。ちなみにリップライナーのカラーは、リップよりほんの少しだけ濃いものを選び、色の差を出しすぎないことも大事だという。

 90年代風メイクを、古く見せずに現代風にアップデートするメイクのコツ。どれもちょっとしたテクニックで今っぽく仕上がるので、ぜひ試してみて。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.