父親ジェイミーとの後見人制度問題に揺れ、解決するまでパフォーマンスは封印する姿勢をとっているブリトニー・スピアーズだけれど、母親のリンはブリトニーがもう一度パフォーマンスしてくれることを望んでいるという。(フロントロウ編集部)

父ジェイミーとの後見人制度問題に揺れるブリトニー・スピアーズ

 今年2月に米Huluで配信された、自身のメンタルヘルスの問題に迫ったドキュメンタリー『Framing Britney Spears(原題)』が社会現象となり、ファンやセレブ仲間からサポートの声が続々と寄せられているブリトニー・スピアーズは現在、父ジェイミーとの後見人制度をめぐる問題に揺れている。

画像: 父ジェイミーとの後見人制度問題に揺れるブリトニー・スピアーズ

 ブリトニーは2008年に精神的に不安定な行動が見られてから、父ジェイミーによる後見人制度のもとに置かれており、法的な決断は後見人の管理下に置かれている。ジェイミーに大病が見つかった2019年からは、ケアマネージャーであるジョディ・モンゴメリーがブリトニーの後見人を務めていたが、現在は父ジェイミーと、資産運用企業であるベッセマートラストが共同で後見人を務めている。

 一方で、ブリトニーは父ジェイミーではなく、ケアマネージャーのジョディが自身の後見人を務めることを望んでおり、ブリトニーの弁護士を務めるサミュエル・D・インガム氏は米現地時間3月17日に開かれた法廷審問で、4月27日に開かれる次回の審問では、ジョデイをブリトニーの後見人とするよう求める請願を提出する姿勢を示した。

母親から送られてきた動画をブリトニーが公開

 昨年11月には、父ジェイミーが自身の後見人から外れない限りはステージに復帰しない姿勢を示すなど、この問題の進展次第では今後パフォーマンスを行なわない可能性を示唆しているブリトニーだけれど、母のリン・スピアーズは、ブリトニーが再びパフォーマンスすることを望んでいるよう。

画像: 2002年、映画『サハラに舞う羽根』のプレミアに一緒に出席したブリトニーと母リン。

2002年、映画『サハラに舞う羽根』のプレミアに一緒に出席したブリトニーと母リン。

 今回、ブリトニーは母から送られてきたという動画をインスタグラムに投稿。動画は、ブリトニーが1998年にシンガポール公演で披露したザ・ジェッツのカバー「You Got It All」のパフォーマンスを収めたもので、ブリトニーはこの動画について、「ママがこれを送ってきてくれて、私は歌えるんだっていうことを思い出させてくれたの。ママにはこう言われた。『あなたはもう歌わないみたいだけど、また歌わないとダメ』って!」とコメントして、母親からもう一度パフォーマンスするよう促されたことを明かした。

 ブリトニーは次のように続けている。「実はこのパフォーマンスは観たことがなかったんだけど、間違いなく、しばらく前のものだよね! これは私が初めて1人で臨んだツアーのもので、『シンガポール、びっくり!』って言ったことはよく覚えてる」。

 ブリトニーが投稿した映像はこちら。

 ブリトニーは、ドキュメンタリー『Framing Britney Spears』が配信された直後にも別のパフォーマンス映像を投稿していて、この時には、2018年にパフォーマンスした「Toxic」のライブ映像をインスタグラムに投稿し、「私はいつだってステージの上が大好きだけれど、今はノーマルな人間でいられるように時間を取っているところなの」とコメント。ステージを愛する気持ちを綴っていた。(フロントロウ編集部)

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