肌にうるおいを与えながら美肌を演出する、保湿成分入りファンデーション。保湿力が高いことで知られているけれど、はたして従来の“保湿クリーム”の代わりになるほどの美肌効果はあるのだろうか。海外の皮膚科医が詳しく解説した。(フロントロウ編集部)

保湿クリームの代わりになるってホント?

 保湿成分入りファンデーションとは、保湿成分や整肌成分を豊富に配合したファンデーションのこと。

 代表的なものとしては、美容液ファンデーションやBBクリーム、ティンテッドモイスチャライザーなどがあり、とにかく保湿力が高いのが特徴。メイクしながらうるおいを与えてくれるため、とくに乾燥でファンデが浮きやすい人にオススメのアイテム。

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 しかし、保湿成分をたっぷり配合しているとはいえ、「ほんとうに従来の保湿クリームのような美肌効果はあるの?」と疑問に思った人は多いはず。

 サンフランシスコに拠点を置く皮膚科専門医のカレン・キャンベル医師によると、たしかに保湿成分入りのファンデーションには、十分な保湿力があるけれど、保湿クリームの代わりになるかは、肌タイプや季節、空気の乾燥具合によると米Makeup.comでコメント。

 キャンベル医師は「夏で湿度の高い場所にいる場合は、保湿成分入りのファンデーションだけで十分。しかし、冬で乾燥した環境にいる場合は、(保湿クリームとファンデーションの)両方を重ねて塗り、肌にうるおいを与えるのがベスト。とくに後者の場合、保湿成分入りファンデーションは、保湿のおまけみたいな役割だと考えるといい」と説明する。

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 保湿成分入りファンデーションを試してみたい場合は、“ヒアルロン酸”が配合されたものを選ぶのがオススメ。キャンベル医師は「ヒアルロン酸は、肌につける保湿成分の中でも最もうるおいのある成分で、乾燥から肌を守り、うるおいを閉じ込めてくれる」とアドバイス。

 ほかにも、忘れてはならないのが“日焼け止め”。キャンベル医師いわく、たとえファンデーションのなかにUVカット成分が含まれている場合でも、完全に日焼けを防ぐには不十分だそうで、必ずメイク前に日焼け止めをたっぷり塗るよう勧めている。

 メイクとスキンケアが同時にできる便利な保湿成分入りファンデーション。とくに、汗ばむ夏の季節にピッタリのアイテムなので、上手に使い方をマスターして普段のメイクに取り入れてみて。(フロントロウ編集部)

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