元交際相手の女性への性的暴行容疑で警察の捜査対象となっている俳優のアーミー・ハマーが、出演予定だった新作映画『The Billion Dollar Spy』を降板したことが明らかに。(フロントロウ編集部)

アーミー・ハマーが新作映画『The Billion Dollar Spy』を降板

 元交際相手の女性からレイプ被害を告発された俳優のアーミー・ハマーが、キャストとして名を連ねていた新作映画『The Billion Dollar Spy(原題)』を降板したことがわかった。米The Hollywood Reporterによると、“北欧の至宝”と呼ばれるマッツ・ミケルセンが主演を務める『The Billion Dollar Spy』は冷戦時代を舞台にした作品で、アーミーはCIAのモスクワ支局に着任したばかりのブラッド・リードを演じる予定だったという。

画像: アーミー・ハマーが新作映画『The Billion Dollar Spy』を降板

 複数の元交際相手の女性から“裏の顔”を暴露され、俳優として窮地に立たされているアーミー。男性同士のひと夏の淡い恋を描いた映画『君の名前で僕を呼んで』でティモシー・シャラメの相手役を演じて大ブレイクして以降、話題作への出演が目白押しで、今後さらなる活躍が期待されていたが、スキャンダル発覚によって降板や出演辞退が相次いでいる。

 『The Billion Dollar Spy』を制作するウォールデン・メディアは今回の降板報道についてコメントを控えているが、The Hollywood Reporterや米Varietyは、レイプ疑惑について警察が本格的な捜査に乗り出したことが作品を降りたもしくは降ろされた原因だと伝えている。

アーミー・ハマーをめぐる疑惑と騒動を振り返る

 事の発端となったのは、アーミーと複数の女性とのやりとりが記されたダイレクトメッセージ(DM)の流出騒動。アーミーは「デタラメだ」と主張しているが、流出したメールには、SM願望に加え、食人願望やレイプ願望といった性的願望を持っていることを感じさせる内容のものも含まれていたことから、その“ヤバさ”にファンが騒然とする事態に。そしてこのDM流出騒動の発端となったSNSのアカウントを運営しているのが、今回、レイプ被害を告発した女性だと言われている。

 さらに、その後、アーミーがごく親しい友人や知人にだけ共有しているインスタグラムの裏アカから、不適切な内容を含む動画や写真が次々と流出。そのなかのひとつである“匂わせ動画”に映っていた、ベッドの上で四つんばいになる下着姿の女性のことを、アーミーが「ミス・ケイマン」と称したため、ケイマン諸島で毎年開催されているミスコンの優勝者と勘違いする人が相次ぎ、アーミーと面識すらない現役のミス・ケイマンが情事の相手としてネット上で拡散され、とんだ風評被害を受けることになってしまった。事態を重く見たアーミーは地元紙に謝罪文を掲載。また、調査に乗り出した現地警察から厳重注意を受けた。

画像: アーミー・ハマーをめぐる疑惑と騒動を振り返る

 この騒動が原因で、アーミーはジェニファー・ロペスと共演予定だった映画『Shotgun Wedding(原題)』に加え、映画『ゴッドファーザー』制作の舞台裏を描く新作ドラマ『The Offer(原題)』の出演も辞退。米Deadlineによると、『Shotgun Wedding』を降板したのと同日に、UCP制作の新作ドラマ『Gaslit(原題)』への出演も見送ったという。

 また、一連の騒動をうけて、所属する大手タレントエージェンシーのWMEがアーミーとの契約を解除。長年、パブリシスト(広報担当のエージェント)を務めてきた人物からも見限られたと米Hollywood Reporterは伝えている。相次ぐ告発によって、すでにキャリアに多大な影響が出ているアーミー。“残された唯一の作品”だった『The Billion Dollar Spy』を降板したことによって、現時点で出演が予定されている作品(※すでに撮影が終了しているものは除く)はゼロに。警察の捜査結果によっては、順調だった俳優業の勢いが一気に失速するどころか、俳優生命を絶たれる可能性すらある。(フロントロウ編集部)

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