日本で“シュワちゃん”の愛称で親しまれるアーノルド・シュワルツェネッガーの愛娘で、クリス・プラットの妻キャサリン・シュワルツェネッガーが、「シュワちゃんの娘」として育った経験が子育てに生かされていることを明かした。(フロントロウ編集部)

クリス・プラットが子供の顔をSNSで公開しない理由

 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『ジュラシック・ワールド』などの出演作で知られる超売れっ子俳優のクリス・プラット(41)といえば、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーの愛娘であるキャサリン・シュワルツェネッガー(31)と2019年に結婚。昨年8月には夫妻にとって待望の第1子であり、アーノルドにとって初孫のライラが誕生している。

 そんな2人の子育てには、キャサリンが「シュワちゃんの娘」として育った経験が大きく生かされているという。

 つい先日、アメリカの朝の情報番組『Today(原題)』に出演したキャサリンは、自分の子供時代はソーシャルメディアが主流ではなく、状況は少し違うかもしれないとしたうえでこう語った。

 「今の社会は多くのことを共有しすぎていると感じます。両親が私と私の妹や弟に与えてくれた最高の贈り物のひとつはプライバシーと普通の環境でした。(両親のおかげで)私たちはかぎりなく普通に近い育ち方をすることができました。私たちは(みんなが思っている以上に)普通で素晴らしい子供時代を過ごしました。本来の自分の姿やアイデンティティを失うことなく、自分の好きなタイミングで人前に出ることを選択できたんです。それは、両親が私を含む子供たちに与えた最高の贈り物だったと思います」

画像: クリス・プラットが子供の顔をSNSで公開しない理由

 さらに、キャサリンは「私と夫はそれと同じものを子供たちに与えてあげること、そしてプライバシーを守ることがとても重要だと思っています。なので、ソーシャルメディアで子供たちの姿を見せないようにしています」と言うと、「(自分を含むアーノルドの子供)4人全員が両親が与えてくれたものに感謝しています。だから、私も同じものを子供に与えてあげたいと思ってるんです」と続けた。

 アーノルドと元妻のマリア・シュライバーには、キャサリンのほかに、次女のクリスティーナ・シュワルツェネッガー(29)と俳優やモデルとして活動する長男のパトリック・シュワルツェネッガー(27)、そして次男のクリストファー・シュワルツェネッガー(23)がいるが、4人とも“ハリウッドスターの子供”としてスポットライトを浴びることなく育った。

 人気俳優の父を持つライラをかつての自分と重ねたキャサリンは、父であるアーノルドが自分にしてくれたのと同じように、ライラのプライバシーを守ることを決意。少なくともSNSは自分のコントロール下にあることから、写真をアップする際は顔を見せないようにするなど配慮していることを明かした。

ライラを抱っこっするキャサリン。

 クリスは同じく俳優で前妻のアンナ・ファリスと結婚していた頃に息子のジャックの写真をSNSで公開したことがあるが、今はキャサリンの意向に沿って、子供の顔がわかる写真は公開していない。かつてはジャックを連れて公のイベントに出席することもあったが、もしかしたらライラが意思表示をできる年齢になるまでは、そういった場に連れていくこともないかもしれない。(フロントロウ編集部)

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