4月2日に新曲「LazyBaby(レイジー・ベイビー)」をリリースしたダヴ・キャメロンにフロントロウ編集部がインタビュー。ダヴ史上最もポップな仕上がりになっていると言える新曲に込めた思いを訊いた。(フロントロウ編集部)

ダヴ・キャメロンが新曲「LazyBaby」をリリース

 ディズニー・チャンネルのテレビ映画『ディセンダント』シリーズなどで知られる俳優でシンガーのダヴ・キャメロンが、4月2日に新曲「LazyBaby(レイジー・ベイビー)」をリリースした。

画像: ダヴ・キャメロンが新曲「LazyBaby」をリリース

 俳優として、ディズニー・チャンネルのドラマ『うわさのツインズ リブとマディ』やテレビ映画シリーズ『ディセンダント』などへの主演を経て、2019年にEP『Bloodshot/Waste(ブラッズホット/ウェイスト)』でソロシンガーとしてデビューを果たしたダヴ。「LazyBaby」は、2020年7月にリリースされた「We Belong」以来の新曲となっている。

 ソロシンガーとしてデビューして以来、ディズニー・チャンネル時代と比較するとどちらかというとダークな曲調の楽曲を歌ってきたことで知られるダヴだけれど、「LazyBaby」では一転、ポップな曲調に。この曲は、大切にしてくれなかった元恋人に向けて、「あなたが気にかけてくれないなら/私も気にかけない」と宣言する楽曲になっていて、次のように歌われている。

レイジー・ベイビー、私は遊ぶつもりなんてないの
そろそろ目を覚ます時間
基準を満たしていないみたい
もう行って
ウーバーの女性が外で待ってるよ
あなたが気にかけてくれないなら
私も気にかけない

 今回、待望の新曲「LazyBaby」をリリースしたダヴ・キャメロンをフロントロウ編集部が直撃。楽曲のポップな曲調に込めた思いや、「レイジー・ベイビー」というフレーズが意味すること、そして、誰もが待ちわびているデビューアルバムについて話を訊いた。

ダヴ・キャメロンをフロントロウ編集部が直撃

「LazyBaby」は、これまであなたがリリースしてきた楽曲以上に、聴く人をポジティブな気持ちにしてくれるような、ポップなサウンドになっているように感じています。サウンド面ではどんなことにこだわりましたか?

「あら、それは嬉しい! 『LazyBaby』が、ポジティブでアップビートなアンセムであることは間違いない。プロダクションに関して言えば、ディスコのような感じになっていると思う。分かるかな? ポップな要素もたくさん入っているし、ディスコの要素もたくさん入っている。マスタリングの段階、つまり最終的なバージョンには、ベルやホイッスルの音も加えたの。それから、(プロデューサーが)最高のベースラインも入れてくれた。それって私にとっては真新しい要素で、おかげでファンキーなものになったと思う。そういうわけで、ファンキーで、ディスコで、ポップな、エネルギーに満ちたアンセムと言えるかな。ハッピーな曲にしたかったの。というのも、私が去年の最後のほうに経験した破局を乗り越えるための曲だったから。なので、私はポジティブな方法でそれを実現したかった。楽しいものにしたかったの、祝福するようなものにね。プロダクションがそれを実現してくれたの」

以前、別のインタビューで「破局についての歌じゃなくて、乗り越えていくための曲」だと話していたように、自立心や、自分への愛について歌っているような印象でした。歌詞に込めたメッセージを訊かせてください。

「破局というのは、誰もが経験するものでしょ? 個人的には、破局について歌った悲しい曲を聴いても、気分が上がるなんてことはなくて。気分が上がるっていう人たちもたくさんいるとは思うんだけど、私としては、悲しみを抱えている時には、エネルギーが欲しいと思ってしまう。自分が持っている力や、魔法を取り戻せたらなって思うの。私が作りたかったのは、ファンのみんなにとって、元気になれて、力がみなぎってくるような曲。自分の持っている魔法を取り戻して、自分自身の手で人生を握って、自信を持って人生を築いていってもらえるようなね。私は『LazyBaby』を、破局を経て、精神的にツラい時期を乗り越えた先には何が待っているのかっていう問いに対する、答えのような曲にしたかった。自問したり、落ち込んだり、悲しんだり、相手のことを恋しく思ったりする時期を乗り越えた先のね。正反対の場所に来られるんだよっていうこと。『私の人生は私のもの』、『自分のことを優先する』、『何よりも、自分のことを愛する』、『私は私を選ぶ』、『自分の幸せを選ぶ』って言えるようになるの。そうでしょ? 『LazyBaby』は、そういう曲になっていると思う。楽しい曲でありながら、元気を与えてくれるような曲になっている。元恋人のことに気を取られる必要なんてなくて、自分を愛するのが大切だということ。力を与えてくれる曲だよ」

画像: 以前、別のインタビューで「破局についての歌じゃなくて、乗り越えていくための曲」だと話していたように、自立心や、自分への愛について歌っているような印象でした。歌詞に込めたメッセージを訊かせてください。

「LazyBaby」というタイトルについてはどうでしょう? どのような思いが込められていますか?

「『LazyBaby』は、コンセプトのようなもので、自分が求めるようには愛してくれない人のこと。私は自分のことを愛しているから、自分のパートナーにも、同じレベルを求めるの。つまり、同じくらい愛してほしいということ。自分のことも愛しているから、パートナーが誰であれ、もしくはデートしている相手が誰であれ、その人には、同じ基準で愛してほしくて、そうでなければ、敬意を欠いているっていう考え方でね。その人はあなたのことを愛していないということでもあるし、自分のことも同じくらい愛せる、ということでもある。『LazyBaby』のコンセプトとしては、そういうもので、もしも自分が求めている基準にその人が達していないとしたら、その人の努力は十分ではないし、十分に与えてくれていないし、十分に大切にしてくれていないし、どれほどの存在かということに気づいていないということ。1日の終わりに鏡を見た時に、『この人よりも私のほうが自分にとっての良いパートナー』だって思ったら、一緒にいるべきパートナーは自分なの」 

ファンはデビューアルバムのリリースを楽しみにしていると思いますが、デビューアルバムについて現時点で教えていただけることはありますか?

「実を言うと、アルバムについて教えられることは何もないの。だけど、『LazyBaby』の後で、次のシングルまではそんなに待つ必要はないと言えるかな。それから、さらにその次のシングルも。今年はたくさんの音楽がリリースされる年になる。『パワーパフ ガールズ』を撮影しているんだけど、いろいろと控えているから、これまで以上に速いペースでリリースされるよ。あとは、祈るのみっていうところかな。みんなにEPかアルバムを早く届けられますようにって」

 インタビューの最後には、日本のファンへのメッセージも。

 ダヴ・キャメロンの新曲「LazyBaby」は絶賛配信中。(フロントロウ編集部)

Photo:Instagram, ゲッティイメージズ

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