シンガーのジャスティン・ビーバーが、刑務所で受刑者たちの話を聞く姿を撮影した写真が公開され、その時の様子や会話の内容についても明らかになった。(フロントロウ編集部)

ジャスティン・ビーバーが刑務所で受刑者の話に耳を傾ける

 先日、シンガーのジャスティン・ビーバーがロサンゼルス郊外のランカスターにある刑務所を訪問したことをフロントロウでお伝えしたが、その時の様子を撮影した写真が公開された。今回、ジャスティンが刑務所を訪ねた目的は、カリフォルニア州立刑務所の信仰に基づくプログラムを支援するためで、妻でモデルのヘイリー・ビーバーと牧師のジュダ・スミスも一緒だったと米Billboardは伝えている。

刑務所の外で椅子を円状に並べて、受刑者たちと輪になって話をするジャスティン。隣にはヘイリーの姿も。(写真左)

 ご存じの方も多いと思うが、ジャスティンは敬虔なキリスト教徒で、素行不良がメディアに取り沙汰され、世間から「バッドボーイ」のレッテルを貼られるようになった時に正しい道へと導いてくれたのもキリスト教への信仰心だった。

 ジャスティンのインタビューを聞いて、信仰が彼の人生を変えたことを知ったNPO団体Anti-Recidivism Coalitionの代表スコット・バドニック氏は、同じく信仰によって人生を救われ、人として変わった受刑者たちとジャスティンを引き合わせたいと思ったのだとか。

画像: 刑務所に到着したジャスティン一行が乗車する大型のツアーバス。

刑務所に到着したジャスティン一行が乗車する大型のツアーバス。

 バドニック氏によると、完全に心を開いた状態で刑務所にやってきたジャスティンは、受刑者たちの変化と贖罪の物語や、宗教的なプログラムを拡大して地域社会に還元したいという願いに積極的に耳を傾けていたといい、訪問後に色々なアイデアを出してくれたそう。

 また、今回のプログラムは、新型コロナウイルスのパンデミックによって厳しい1年を過ごした受刑者たちにも喜びをもたらしたようで、バドニック氏は、後日、受刑者のひとりからそのことを伝えるコレクトコールがかかってきたことを明かしている。

 ちなみに、ジャスティンは声明を通じて、「僕にとって人生を変えるような経験で、決して忘れることはない。彼らの話を聞き、彼らの信仰心の強さを目の当たりにすることができて、本当に光栄だよ」と、刑務所での体験について振り返っている。(フロントロウ編集部)

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