頬や小鼻の周り、目元などに出やすい肌の赤み。どうしても目立ちやすく、ベースメイクが決まらず困っている人も多いはず。そんな肌の赤みを抑えて、均一な肌に導く方法とオススメアイテムを2つご紹介。(フロントロウ編集部)

肌に“赤み”が出るのはなぜ?

 ニューヨーク市の皮膚科専門医のデンディ・エンゲルマン医師によると、肌の赤みの原因はさまざまあり、「赤ら顔、遺伝、スキンケア成分に対するアレルギー、熱、紫外線、アルコール、香辛料の効いた食品、にきび跡、乾燥または過度なピーリングなどがある」と米Good House Keepingで説明。

画像: 肌に“赤み”が出るのはなぜ?

 また、どれか1つが原因で起きるというよりは、様々な要因が複合的に作用していることが多いともコメント。そのため、どれが原因かわからない場合は「近くの皮膚科医を訪れ、(赤みに)隠された要因や対処法を相談するのが最良の方法」とエンゲルマン医師は勧めている。

にきび跡の赤みは“サリチル酸”でトーンアップ

 小鼻まわりなど、炎症やニキビ跡による赤みが気になる場合は、余分な皮脂や古い角質を落としてくれる“ピーリング”がおすすめ。エンゲルマン医師は「サリチル酸やグリコール酸などのピーリングは、肌のターンオーバーを促進して、肌表面の余分なものを取り除いてくれる」と助言。

 ちなみに、エンゲルマン医師のおすすめは、ポーラチョイス(PAULA'S CHOICE)の「BHA リキッド(2,890円)」。日本人の肌にも使える中濃度のサリチル酸が、ニキビ跡や毛穴のつまりを解消し、なめらかで透明感のある明るい肌へと導いてくれる。

 ただし、ピーリング後の肌は非常に乾燥しやすいそうで、必ずオイルフリーの化粧水や保湿クリームでしっかりうるおいを与えるようアドバイスした。

乾燥による赤みは“シートマスク”でうるおいチャージ

 エンゲルマン医師いわく、乾燥肌は皮膚のバリア機能が低下していることが多いため、紫外線や細菌など、外的刺激による肌トラブルを起こしやすい状態にあるという。

 これらの乾燥による赤みを防ぐ方法は、とにかく乾燥を引き起こす要因を減らすこと。エンゲルマン医師は「(刺激の強い)洗顔料やピーリングの使用頻度を減らし、保湿成分でうるおいを与え、皮膚のバリアを強化することが大切」と説明。

画像: 乾燥による赤みは“シートマスク”でうるおいチャージ

 なかでも、保湿効果の高いセラミドやヒアルロン酸、ナイアシンアミドが含まれている保湿剤を選ぶのがオススメ。また、ひんやりした使い心地が気持ち良いジェルタイプのシートマスクなども、肌の赤みやほてりを抑えるのにピッタリなのだとか。

 エンゲルマン医師のお気に入りは、ファーマシー(Farmacy)の「ココナッツ ジェル シートマスク(6ドル / 約660円)」。ココナッツウォーター、ヒアルロン酸、天然のキュウリエキスなどの美肌成分が、肌本来のうるおい力を高めてくれる。

 スキンケア以外にも、メイクなどで手っ取り早く赤みを飛ばしたい場合は、“グリーンコントロールカラー”をメイク前に仕込むのがおすすめ。赤の反対色であるグリーンが赤みを打ち消し、透明感のある均一な肌を演出してくれるので、もっと手軽に赤みを消したい人はこちらも試してみて。(フロントロウ編集部)

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