水に濡らして使うコスメ「ケーキアイライナー」が人気上昇中。絵の具感覚でカラフルで個性的なメイクが楽しめると話題の最旬コスメの上手な使い方とおすすめアイテムをプロが紹介。(フロントロウ編集部)

ケーキアイライナーとは?

 いまTikTokを中心に若者の間で人気を集めている「ケーキアイライナー(Cake Eyeliner)」とは、簡単に言うと固形タイプのアイライナーのこと。ニューヨークを拠点とするメイクアップアーティストのベンジャミン・パキーは「水分を取り除いて、粉状に固めた“水彩絵の具”のようなものだよ」と米Allureで説明する。

 しかし、その見た目から「これってパウダーアイシャドウじゃないの?」と思う人も多いかもしれないけれど、実は全くの別物。

 ケーキアイライナーの特徴について、ベンジャミンは「パウダーアイシャドウとの大きな違いは、液体と混ぜるとクリーミーなリキッドライナーになるんだ。しかも乾くとマットな仕上がりになるよ」とコメント。また、非常に高発色なので“写真写り”も良く、モデルの撮影現場などで使用しているメイクアップアーティストは多いとも話している。

 さらに、他のアイライナーに比べてカラーバリエーションも豊富なので、パステルカラーからネオンカラー、メタリックカラーまで幅広いアイルックを楽しめるのも嬉しいポイント。そのため、ちょっぴり個性的なメイクに挑戦してみたい人にもピッタリ。

ケーキアイライナーの上手な使い方

 そんな話題のケーキアイライナーを使うためには、まず粉を溶かす「液体」が必要不可欠。ごく一般的な水道水でも問題ないけれど、メイクアップアーティストたちは、“ミキシング・ミディアム”(アイシャドウやラメに混ぜて使う化粧下地)を好んで愛用しているそう。

 ベンジャミンは「私はいつもベンナイのLiquiSetを持ち歩いているよ。乾くと色がしっかり密着してアイメイクが長持ちする」とコメント。メイクの仕上げに使用する“セッティングスプレー”を使うのも効果的だという。

 ちなみに、ケーキアイライナーは、水分が多いほどやわらかな淡い発色となり、少ないほどパキっと鮮やかに発色するため、好みの仕上がりに合わせて上手に水分量を調整するのがコツ。

 ブラシについては、斜めにカットされた平筆タイプのアイシャドウブラシ、もしくはネイル用のショート型アートブラシがおすすめ。ベンジャミンは「ブラシは、できるだけで毛先が長くて細いものが良いね。アイライナーをブレずに引けるから、メイクに自信がない初心者にもおすすめだよ」とアドバイスした。

プロおすすめのケーキアイライナー

 数あるケーキアイライナーのなかでも、とくにベンジャミンのお気に入りは、ローラ・メルシエの「タイト アイライナー(2,750円/税込)」とスヴァ・ビューティーの「ハイドラ アイライナー(1,571円/税込)」。

 ベンジャミンは「まつげのキワに沿ってアイラインを引いても良いし、(アイライナーを)何本か重ねて深みのあるアイメイクに仕上げてみるのも良い」とコメント。ただし、ケーキアイライナーは、こすれや滲みには強い一方で、水で濡らすと簡単に落ちてしまうため、汗をかきやすい季節はウォタープルーフ処方のアイライナーを使ったほうが良いとも話している。

 いま海外で話題のケーキアイライナー。日本ではどちらのアイテムも公式サイトから購入できるので、これを機にカラフルなアイメイクにチャレンジしてみるのもいいかも。(フロントロウ編集部)

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