アメリカのユニバーサル・スタジオで販売されている映画『ジョーズ』をテーマにしたドリンクは、同作品のアイコニックなシーンのひとつである「サメの犠牲になる瞬間」を忠実に再現している!? ちょっとグロテスクなその見た目とは。(フロントロウ編集部)

『ジョーズ』の名場面を忠実に再現

 米フロリダ州のユニバーサル・スタジオ・フロリダにあるバー「Chez Alcatraz(シェ・アルカトラズ)」で、不朽の名作『ジョーズ』をテーマにしたドリンク「Ocean Attack(オーシャン・アタック)」を飲めるのをご存知だろうか?

画像: 『ジョーズ』の名場面を忠実に再現

 平和なビーチを襲う巨大人食いザメを描く『ジョーズ』は、パニック映画の先駆け的存在で、映画の中に「サメ」という一大ジャンルを築いた作品として、今もなお世界中で愛され続けている。そんな『ジョーズ』のアイコニックなシーンといえば、人々がサメの犠牲になる瞬間。容赦なく襲いかかるサメに悲痛の表情を見せる犠牲者と、青い海に広がる大量の血液…。

 その残酷なシーンを忠実に再現したのが、こちらのOcean Attack。鮮やかなブルーと血をイメージした深紅のドリンクの対比がちょっぴりグロテスク。ただし、お味の方は絶品で、ブルーの部分はココナッツラムにブルーキュラソーとパイナップルジュースを混ぜて作ったカクテル、血を連想させる真っ赤な液体の正体はグレナデン・シロップ(※)なんだそう。また、上にトッピングされたサメはグミでできているので食べることができる。
※ザクロの果汁と砂糖からなるノンアルコールの赤いシロップ。

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 さらに、ゲストにドリンクを提供する際にはバーテンダーによるこんなサービスも。

 ブルーのドリンクをカップに注いだあと、サメのパペットをはめたバーテンダーが「ダン、ダン、ダン、ダン〜♪」と『ジョーズ』のテーマソングを口ずさみながら、映画さながらに「サメが海にいるぞ!」と言ってドリンクに“襲いかかる”と、みるみるうちにカップの底が真っ赤に…、というアトラクションも顔負けのショーで楽しませてくれる。

 ちなみに、かつてはユニバーサル・スタジオ・フロリダにも『ジョーズ』のアトラクションが存在したが、映画『ハリー・ポッター』シリーズの世界観を再現したエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」をオープンするにあたって、アミティ・ビレッジ全体がクローズされた。そのため、『ジョーズ』のアトラクションがあるのは、日本のユニバーサル・スタジオ・ジャパンだけとなっている。(フロントロウ編集部)

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