出演作目白押しのエイザ・ゴンザレス
『ワイルド・スピード』シリーズの初スピンオフ作品で、以前から人気の高かったドウェイン・ジョンソンが演じるルーク・ホブスと、ジェイソン・ステイサムが演じるデッカード・ショウが反発しながらもタッグを組んだ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』には、マダムM役としてエイザ・ゴンザレスもシリーズに初参戦した。
メキシコ出身のエイザは、『ベイビー・ドライバー』や『I Care a Lot(原題)』での演技も知られ、今年2021年には、モンスターバース4作目の『ゴジラvsコング』が公開される。しかし、公開時期は違うものの、それぞれの撮影時期は重なることもあったよう。
『ワイスピ』に出演するために…、エイザの決断
彼女が米Colliderで明かしたところによると、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』と『ゴジラvsコング』への出演は、同じ週に電話でオファーされたという。両方とも大ヒットシリーズのハリウッド超大作ということで、もちろんその出演を自分から断るなんて選択肢にないこと。
しかしスケジュールの関係で悩んでいたところ、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の主演であり、制作にも携わったドウェインが取り計らってくれたという。
「両方やりたかった。でも、その2つでの出演時間は多めだったからスケジュールが被ってるところがあって。でもドウェインと彼のチームが素晴らしくて、『彼女が好きだな。この映画に出てほしい。どうやったら上手くいくかな?』って感じで。みんなは、私の『ゴジラvsコング』のスケジュールを鑑みてくれた。それは、ロケーション移動することだった。ハワイからオーストラリアにって。私は『休暇は要らない』って言ってた。その時期はホリデーだったから。『バケーションは要らない。これが出来るなら』って思ってたのを覚えてる」
ドウェインや彼のチームにそこまでさせたエイザの魅力は、作品を見たら納得させられる。一方でエイザもまた、その長距離移動にもへこたれず、バケーションを犠牲にしても、両作品への出演をやり遂げた。
エイザは、自分が演じるキャラクターに真摯に向き合うことでも知られており、Netflix映画『I Care a Lot』では、メイクアップアーティストに申し訳ないと思いながらも、役作りとしてメイクをすることを拒否したというエピソードもある。
エイザの演技が見られる『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、DVDや各ストリーミングサービスで、5月14日に全国ロードショーなる『ゴジラvsコング』は劇場で確認してみて。(フロントロウ編集部)