オレンジリップが似合わない…
明るくフレッシュな印象を与えてくれる、春メイクにおすすめの「オレンジリップ」。ナチュラルで主張しすぎず、グッとオシャレ度を高めてくれるリップカラーとして根強い人気を誇っている。
一方で、“オレンジリップ”と一言に言っても、その色合いはさまざま。せっかくお気に入りのオレンジリップを見つけても「あれ、思っていたよりも似合わないかも…」とガッカリした人も意外と多いのでは?
ロンドン発のコスメブランド「Butter London」のグローバルカラーアンバサダーで、モデルのロージー・ハンティントン・ホワイトリーなどを手がけるセレブ御用達メイクアップアーティストのケイティ・ジェーン・ヒューズによると、オレンジリップが唇から浮いて見える最も大きな理由は、オレンジの“黄み”が強すぎるから。とくに、青みの強いブルーベースだと肌がくすんで見えてしまうことが多いそう。
そのため、オレンジリップが浮いて見えるという人に、ぜひ試して欲しいのが、赤みのあるオレンジリップを選ぶこと。
ケイティは「本来、オレンジはどんな肌色にも似合うカラー。でも、よりふだん使いに適した色合いにしたい場合は、黄みが少なく、赤みが多いオレンジリップを探してみて」と米Popsugarでコメント。「(赤みが多いオレンジ色なら)たとえネオンカラーではなくても、インパクトのあるメイクに仕上がるよ」とも付け加えた。
ナチュラル派には“コーラルオレンジ”もオススメ
よりナチュラルで肌なじみの良いオレンジリップをお探しの場合は、ピンクとオレンジを混ぜた“コーラルオレンジ”から始めるのもオススメ。
セレブメイクアップアーティストのダニエル・マーティンは「オレンジリップは初めてだという人には、ぜひコーラル系のリップを試して欲しい。コーラルはピンクとオレンジのバランスがとれたカラーで、黄みが強いほどオレンジ色になる。肌をパッと明るくみせてくれるよ」と米Instyleで話している。
ほかにも、シアーなオレンジリップを使用する場合は、先に同系色のリップライナーで下準備をすると、よりキレイに発色するともダニエルはアドバイスする。
春らしいヘルシー&フレッシュな印象を与えてくれるオレンジリップ。自分には似合わないと諦める前に、ぜひプロの意見を参考にチャレンジしてみて。(フロントロウ編集部)