俳優であり監督も務めるレナ・ダナムが、プラスサイズに特化したコラボを発表し、新たにデザイナーという肩書きをゲットした。(フロントロウ編集部)

レナ・ダナムがデザイナーに

 ドラマ『ガールズ/GIRLS』で制作・監督・脚本・主演を務めるなど、マルチな活躍を見せるレナ・ダナムは、オンラインサイト11 Honoré(オンズ・オノレ)とコラボし、自身のオリジナルコレクションを発表。

 11 Honoréは、サイズ12~24といったプラスサイズのアイテムを専門に扱うオンラインサイトで、レナのコレクションもプラスサイズに特化したものになる。

 レナはプラスサイズのコレクションを展開するにあたりインスタグラムを更新し、「私はレッドカーペットでサイズ4を着たこともあれば、サイズ16を着たこともある。着替える時の気持ちは同じだったと言えればいいけれど、そうではない。理由はどうあれ、痩せていると、ランウェイのサンプルサイズに収まってハリウッドのスターのように見えることに対して、一種の“よくやった”感があります。デザイナーの中には、私のプラスサイズの体を受け入れてくれた人もいますが、周囲はそれを、勇気を持ってある種の「挑戦」に立ち向かったと受け取るんです(そして、恥ずかしがらずにこの体で着飾って出てきた私は勇気があるのだと)」と、自身がこれまでに感じてきた違和感について語り始めると、コレクションを発表した理由をこう説明。

 「今回の11 Honoréとのコラボレーションは、プラスサイズの体が服に受け入れられるかどうかという疑問のない、服がプラスサイズの女性に隠すよう求めない空間を作りたいと思ったことから始まりました。私が最も隠したいと思ったのは、自分の体が自分のものではないと感じたときです。私の場合それは、(あくまで私の場合ですが)病気や悲しみ、またはその両方のせいで体重が減ったときでした。それをある種のファッションステートメントとして扱われるのは心が痛むことでした。ただ、曲がったコンプレックスのある体でも安心して過ごせるようインスピレーションを与えてくれたプラスウーマンたちに感謝の気持ちを表す方法を見つけることができたのは、本当に素晴らしいことです」

 レナと11 Honoréのコラボコレクションは、ワンピースやスーツなどのアイテムが揃い、98ドル(約1万円)~298ドル(約3万2,000円)で発売される予定。コレクションには、レナの母親の名前がつけられたアイテムや、アーティストである父親キャロル・ダナムがデザインしたフローラルプリントも使用されるよう。(フロントロウ編集部)

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