スターバックスが、韓国国内にある全店舗を対象に、あることを始めると発表した。(フロントロウ編集部)

スタバによる2025年までの目標

 アメリカのワシントン州シアトル発の大手コーヒーチェーンのスターバックスが、韓国で、2025年までに使い捨てカップの使用を一切なくす予定であることを発表した。また、二酸化炭素排出量を30%減らすことも目標とするという。

 この目標のために、スターバックスは“cup circularity program”というプログラムを開始予定。このプログラムは、コップを使用する際にデポジットを支払い、コンタクトレスのキオスクに返却する時にデポジットが返金されるというシンプルなもの。今年の夏から韓国のチェジュ市で始まり、4年間で順次、各都市に広げていくという。

画像: スタバによる2025年までの目標

 米CNBCによると、スターバックスが1年間で使用している使い捨てカップは約70億個になり、その多くは埋め立て地へ送られるという。

 スターバックアジア太平洋地域のサラ・トリリング社長は、こう発表している。

 「スターバックスコーヒーコリアは国際的にも、弊社のサステナビリティのリーダーです。このイニシアチブからの学びを私たちの店舗への意味のある変化へつなげ、未来的なイノベーションを各地域や世界的に広げていけることを楽しみにしています」

 また、韓国では近年、環境に対する取り組みを強化しており、カフェ店内での使い捨てコップの使用禁止や、2027年までにプラスチック製の使い捨てカップやストローをゼロにすることなどを方針として打ち出している。(フロントロウ編集部)

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