『ウォーキング・デッド』などで知られるジェフリー・ディーン・モーガンは、過去に経験したあるメイクが原因で、俳優を辞めるかどうかまで考えていたという。(フロントロウ編集部)

人間以外を演じたジェフリー・ディーン・モーガン

 これまでに、ドラマ『ウォーキング・デッド』や『スーパーナチュラル』、映画『ウォッチメン』などに出演してきた人気俳優のジェフリー・ディーン・モーガンには、どんなイメージがあるだろうか?

画像: 人間以外を演じたジェフリー・ディーン・モーガン

 最近では、引き締まった身体に清潔感のある髪型、ワイルドな髭という出で立ちで、演じている『ウォーキング・デッド』のニーガンのイメージも相まり、カッコ良い印象が強いけれど、数年前には今よりもふっくらしていた時期も。とはいえ、出演作の雰囲気や演じた役柄はダークなものが多いため、そこまでイメージは変わらない?

 でも、ジェフリーが、2003年にドラマ『スタートレック:エンタープライズ』に出演した時の姿を見れば、その印象は変わるかも。なぜならこの作品でジェフリーが演じたのは、ズィンディ爬虫類族だから!

画像: ⒸFirst We Feast/YouTube

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ジェフリー・ディーン・モーガン、俳優を辞めるか苦悩

 今ではレア感溢れるジェフリーによるズィンディ爬虫類族。もちろんこのためには特殊メイクが必要となり、その過程で、ジェフリーのある事実が発覚する。じつは彼、閉所恐怖症だった。

 そんなこともあり、この役はジェフリーのキャリアのなかでもかなり大変だったという記憶となっているそう。ジェフリーがYouTube番組『Hot Ones』で話したところによると、俳優を辞めるかどうかまで考えるほどだったという。

 「僕は閉所恐怖症だってことが分かったんだ。メイクアップの過程が本当に大変だった。鼻にストローを指したんだよ。夜に家に帰って、『自分は何をしてるんだろう?人生の最悪な決断をしちまった。俳優にはもうなりたくない』って思うようなセットは、それまでになかった。これは間違だったって確信してた。そしてあれによって、(俳優を)辞めようかと思ったよ。ひどいもんだったね」

 顔を覆い隠す特殊メイクは、かなりの負担だった様子。ジェフリーは過去にも、米EWのインタビューで、「僕は閉所恐怖症だった。泣きながら家に帰った」と話していた。

 とはいえ、そこで辞めずに俳優を続けたおかげで、様々な大ヒット作品にも恵まれ、現在の妻である俳優のヒラリー・バートンとも出会えたわけだけれど、ジェフリーが特殊メイクを必要とするキャラクターを演じることは、今後はなさそうだ。(フロントロウ編集部)

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