映画『トップガン マーヴェリック』の公開が延期となっているのは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一部の映画館が営業していないことだけが理由ではなかった。(フロントロウ編集部)

トム・クルーズ主演の映画『トップガン マーヴェリック』

 映画『トップガン マーヴェリック』は、1986年に公開された大人気映画『トップガン』の約35年ぶりの続編。トム・クルーズ演じるマーヴェリックが、アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称“トップガン”にカムバックし、再び活躍する。

 本作は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3度の延期を経て、全米では2021年11月19日に公開が予定されているが、実は延期の措置が取られている理由は、新型コロナウイルスの感染拡大だけではないことが判明した。

『トップガン マーヴェリック』が延期になっている理由

 『トップガン マーヴェリック』の関係者は米THRに、トムがワールドプレミアツアーを開催したいと考えていることを明かし、映画スタジオの幹部は「トム・クルーズは、夜のトーク番組(への出演)やワールドプレミアを行なうことで(映画の成績に)大きな変化をもたらすことができる数少ない俳優」だとコメント。

画像: 『トップガン マーヴェリック』が延期になっている理由

 もし、このコロナ禍のなかでトムという影響力のあるスターがワールドプレミアツアーを開催することになれば、多くのファンにとっての心の支えになることは間違いない。一方で、それでトム自身が感染したり、ファンが集まり感染の危険性を作ってしまっては本末転倒。そのため、慎重な検討が必要になる。

 映画『トップガン マーヴェリック』は、公開日を11月まで先延ばししたため、他の話題作である『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(6月25日全米公開予定)や『ブラックウィドウ』(7月9日公開予定)などとは公開時期が被らなくなった。『トップガン マーヴェリック』の日本公開日は今後発表される予定。(フロントロウ編集部)

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