ジャスティン・ビーバーが結婚1年目に直面した問題
今年3月、待望のニューアルバム『Justice(ジャスティス)』をリリースしたシンガーのジャスティン・ビーバーが、2018年に電撃入籍した妻でモデルのヘイリー・ビーバーとの結婚生活について米GQで語った。
愛する人と永遠の愛を誓うという選択肢がつねに頭の中にあったというジャスティン。「それが僕の天命だと思ってた。結婚して、子供を作ってみたいな、そういうこと全部」と言うと、ヘイリーとの子供は「今すぐってわけじゃないけど、いつかは欲しいと思ってる」と付け加えた。しかし、結婚が自分にとって正しい決断だとわかっていたジャスティンでさえも、結婚して間もない頃は「神経をすり減らしていた」という。
「結婚して最初の1年は本当に大変だった。(過去に)トラウマになるようなことがたくさんあったから。信頼が欠如してたんだと思う。怖くて相手に打ち明けられないことがたくさんあったんだ。『怖いんだ』と正直に伝えることで、逆に相手を怖がらせるようなことをしたくなかった」
しかし、そのハードルを乗り越えた今、ジャスティンとヘイリーは「夫婦として、家族として、すべての瞬間が思い出になっている」そうで、「楽しみがあるって素晴らしいことだと思う。結婚する前の僕の人生にはそういった楽しみがなかったから。僕が育った環境はすごく不安定で、家庭生活はないも同然だった。僕には大切な人も愛する人もいなかった。打ち込める相手がいなかったんだ。でも、今の僕には(そういう存在が)いる」と、最愛の人であり最大の理解者でもあるヘイリーという人生の伴侶を得たことが、自身にとって大きなプラスになっていることを明かした。
“仲良し夫婦”にも浮き沈みはある
昨年2月に英ロンドンのO2アリーナで開催されたファンイベントで結婚について聞かれたジャスティンは、「もしいつか結婚して、子供がほしいと考えている人がいるなら、(結婚したら)日々、色々なことがあるということを知っておいてほしい。(結婚すると)自分が選んだ相手に対して我慢しなければいけないことも多い。相手のすべてを愛し、つねに親切じゃないといけないんだ。それってすごく大変なことだよ。でも、お互いに努力して達成できた時、2人の結婚生活はよりパワフルなものになる。こんな素晴らしいことはないってぐらいにね」と答えていた。
対するヘイリーも、「私たちは信仰によって支えられていると思う(※ヘイリーとジャスティンはともに敬虔なキリスト教徒として知られる)。だからといって、(結婚が)努力しないですむような簡単なことだとは言わない。私たちだってセラピストに相談することがある。そして、私はそれをポジティブに捉えてる」、「時々、ケンカしたり、乗り越えなければならない問題に直面したりすることはあるかって?あるに決まってるじゃん」と、“仲良し夫婦”だからといって、何の問題も抱えていないわけではないと、つい最近、米ELLEのインタビューで発言。
ただし、ヘイリーはセラピーに通ったり、話し合いをしたり、夫婦関係を円満に保つために努力することはまったく苦ではないそうで、「面倒に感じたことはない。彼とは永遠に続くと思ってる」と固い決意を口にしている。(フロントロウ編集部)