『ブリティッシュ ベイクオフ』のスティーヴン・カーター=ベイリーが、スタジオジブリによる『天空の城ラピュタ』のケーキを制作。その完成度は?(フロントロウ編集部)

ラピュタ、ロボット兵…、ジブリケーキが素敵

 その人口が約6,700万人のイギリスで、ピーク時には1,000万人弱が視聴したほどの国民的番組である『ブリティッシュ ベイクオフ』は、2014年にBBCで放送が開始され、現在はチャンネル4で放送されている料理対決番組。

 オーブンを使って“ベイク”するお菓子やパンなどの腕を競うもので、日本でもFOXチャンネルやHuluで見ることができる。

 そんな番組に2017年に出場し、ファイナリストになるもライバルに敗北。しかし2019年のニューイヤー特別番組で念願の優勝を果たしたスティーヴン・カーター=ベイリーは、ジブリ作品のファンだという。

 そんな彼の元に、1986年にスタジオジブが世に送り出した映画『天空の城ラピュタ』のケーキを作ってくれないかという依頼が舞い込めば、作らないわけはない。

 「『天空の城ラピュタ』はいつもで僕のお気に入りのジブリ映画なんだ!」というコメントとともにスティーヴンが公開したケーキが、こちら。

 空に浮かぶラピュタの生き生きとした緑、その下にある雲の質感、そして愛しのロボット兵…。見ていると、なんだか「君をのせて」や「シータの決意」などの音楽が聞こえてくるような“ケーキ”。

 食べるのはもったいなさすぎるけれど、もちろん味にもこだわって作られており、バニラビーンズスポンジとホワイトチョコレートのガナッシュ、ラスベリーなどを使用しているそう。

 さすがの完成度を誇るスティーヴンの作品には、『ブリティッシュ ベイクオフ』より他の出演者たちからも称賛の声があがるほど。また、コメント欄では、『天空の城ラピュタ』に関する思い出話で盛り上がるファンもいた。

“テーマ”になりやすいジブリ

 世界中で愛されるスタジオジブリ作品は、なにかとテーマになりやすい。

 シンガーのアリアナ・グランデは、2018年に、『千と千尋の神隠し』の千尋の大きめタトゥーを腕に入れた。『千と千尋の神隠し』の人気は高く、アイルランド出身のプロレスラーであり、元日本プロレスのプリンス・デヴィットことフィン・ベイラーは、2020年のハロウィンに、まさかのカオナシに仮装して“ジワる”写真を公開。

 また、ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』のジュールズ役で知られるハンター・シェイファーは『崖の上のポニョ』が大好きで、映画のネイルをしていたことがある。(フロントロウ編集部)

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