マーク・ウォールバーグが撮影のために肉体改造
映画『ディパーテッド』でアカデミー助演男優賞などをはじめ多数の賞にノミネートされ、自身が制作・主演を務めた『ザ・ファイター』もアカデミー作品賞にノミネートされるなど、ハリウッド映画界で才能を発揮するマーク・ウォールバーグは、現在、新作映画『Father Stu』の撮影中。
現在撮影が行なわれている映画『Father Stu』は、ボクサーから神父に転身したスチュアート・ロング神父の伝記映画で、マークが6年以上前から制作計画を進めていた作品だという。
マークにとって念願だった『Father Stu』の撮影は、まずはボクシングのシーンを撮っているよう。マークは日頃からインスタグラムにトレーニングの様子をアップしているため、ボクシングのシーンは問題ないと思われるが、ボクシングのシーンが終わると、次は神父のシーンのために体重を増やさなければいけないよう。
3月中旬のマークは腹筋も割れてムキムキ。
そのためマークは「ボクシングのシーンをやった後は、撮影中にいくらでも体重を増やしていいことになっているから、これから6週間で30ポンド(約13キロ)体重を増やすことに挑戦するつもりだ」とトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』で明かした。
短期間での急激な増量となるため専門家がついているそうだけれど、マークは、「彼らは僕にできるだけ健康的にやってほしいと思っているけれど、僕は『おい、僕は長い間このような食事管理をしてきたんだから、(今回は)目につくものは何でも食べたいんだ』と思っている」と語ると「パン屋にも行きたいし、デニーズにも行きたいし、パンケーキも食べたいし、手に入るものは何でも食べたいんだ」と気合十分な様子だった。
そして増量の手始めに「ケンタッキー・フライド・チキンのチキンナゲット20ピースとホットウィング20ピース、そしてビール6本からはじめたい」と話した。
撮影ともなると短期間で体重の増減を求められることもあり、体重を自由自在に操るけれど、その分身体に負担がかかっている。マークの場合6週間という猶予が与えられているけれど、約13キロも太らなければならないとは、なかなかの挑戦。しかし当のマーク本人は、俳優としては珍しい“太れ”という指示をだいぶウキウキな気分で捉えているよう。(フロントロウ編集部)