シンガーのコーディー・シンプソンが、ゴールドコーストで行なわれたオーストラリアン・スイミング・チャンピオンシップに選手として出場した。(フロントロウ編集部)

コーディー・シンプソンが試合に出場

 2020年に短期間ながらマイリー・サイラスと交際し、シンガーや作家として活躍しているコーディー・シンプソンは幼い頃から水泳選手として頭角を表わしており、過去にはクイーンズランド水泳大会で2度の金メダルに輝いたことがある実力者。

画像1: コーディー・シンプソンが試合に出場

 シンガーとしてのキャリアを優先したため、水泳選手としてのキャリアは諦めたものと思われていたけれど、2020年に入りコーディーは再びトレーニングを開始。そして水泳選手として本格的にトレーニングを再開した約5ヵ月後に、なんと100メートルのバタフライの選手としてオーストラリア代表のオリンピック選考会に出場できる権利を勝ち取った

 そして今回、ゴールドコーストで行なわれたオーストラリアン・スイミング・チャンピオンシップに出場。100メートルのバタフライの試合に出場する予定だったけれど、コーディーは姿を見せず、翌日に行なわれた50メートルのバタフライの試合に参加。

 50メートルのバタフライの試合では、予選を突破して決勝に進出。結果は24秒68で9位という記録に終わってしまったけれど、存在感を残した。

画像2: コーディー・シンプソンが試合に出場

 コーディーは試合後「もう少し速く泳げたらよかったけれど、久しぶりのレースだったし、隔離生活が終わったばかりだったから。何事にも言えるけれど、良い日も悪い日もあるなかで、水に戻ってから約10か月しか経っていないことを考えると、予想よりも早いスピードで上達しているよ」と久々に出場した試合の感想をThe Daily Telegraphに述べた。

 また、コーディーは東京オリンピックへの参加についても「僕にとって本当に長い旅になるだろうと思って始めた。(目指す出場大会が)東京であってもね。当初は去年の予定だったから(東京大会への出場は)あり得ないことだったけど、(開催が)今年になったとは言ってもこれは明らかに大胆な試みだよね」と語った。

 東京オリンピックへの選抜は難しいと感じている様子のコーディー。しかしそれでも、彼の代表入りを目指したトレーニングは続く。(フロントロウ編集部)

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