『トップガン マーヴェリック』の飛行機のシーンに不安を感じていたジェニファー・コネリーに、トム・クルーズがかけた言葉が彼らしい。(フロントロウ編集部)

新キャストも多い『トップガン マーヴェリック』

 1986年に公開された映画『トップガン』の続編であり、2021年内の公開を予定している『トップガン マーヴェリック』で、トム・クルーズ演じるマーヴェリックが帰ってきた。

 前作から35年の時を経て、アメリカ海軍のエリート・パイロット養成学校“トップガン”で教官となったマーヴェリックは、訓練生たちを指導する立場に。しかし訓練生のなかには、型破りなマーヴェリックに反発する者も多く、そのなかには、かつてマーヴェリックの相棒だったグースの息子ルースターの姿も…。

 トムや、アイスマン役のヴァル・キルマーといった前作からのキャストに加え、ルースター役のマイルズ・テラーといった訓練生たちの新キャストにも注目が集まる本作。しかし、トップガンの“外”にも新たな登場人物がおり、バーを経営するシングルマザーのベンジャミンが重要な役どころを担うという。

 そんな彼女を演じるのは、オスカー俳優のジェニファー・コネリー。

画像: 新キャストも多い『トップガン マーヴェリック』

不安がるジェニファーにトムがかけた言葉とは?

 アクションスターのトムが主演であり、CGではなく本当に飛んで撮影した飛行シーンが見どころの本作だけれど、じつは、ジェニファーは空を飛ぶことに対して何年も激しい恐怖を感じてきたという。そのため、当初の契約書ではジェニファーが飛ぶシーンはなかったそう。

 しかし、撮影中のあることがきっかけで、ジェニファーはその恐怖を克服することに。英トーク番組『Graham Norton Show(原題)』で、こう明かした。

 「(トムと)一緒に飛行機に乗って、滑走路を走るというシーンがあったの。だからトムと私はその撮影をしていて、飛行機のP-51はとても小さかった。コックピットの天井なんて、(ジェニファーの頭につくぐらいを指して)ここぐらいで、私は彼の後ろに座ってた。

 彼に、『ジェン、こういった飛行機に乗ったことはある?』と聞かれたから、『ううん、ない。トム。これは素晴らしいね』と言ったの。そしたら彼が、『アクロバティック飛行をしたことある?』と言ったから、不安になり始めた。『いいえ、なんで?私がするの?』って聞いたら、彼に『すごく優雅なものになるよ。すごくエレガントなものだ。エレガントに回るよ。すごく良くて簡単なものさ』って言われた(笑)。そこで、トムが運転するP-51に乗って、(空に)上がっていくと気づいたの」

画像: 不安がるジェニファーにトムがかけた言葉とは?

 トムは1994年に飛行機の操縦免許を取得したため、P-51の運転をして、ジェニファーを空の旅に連れ出すことに成功。『トップガン』の撮影中ともなれば、激しい様子が想像できるが、「優雅でエレガント」と言うところには、トムの性格が感じられる。

 自ら多くのスタントをこなすことで有名なトムだけれど、共演者さえもリードするとはさすが。ちなみに、前作の撮影で苦労したトムは、『トップガン マーヴェリック』の撮影前に俳優たちが受けるための飛行訓練のカリキュラムを、自ら組んだという。(フロントロウ編集部)

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