プラスチックフリーやゴミを減らすアイテムとして、日本でも年々存在感を高めている、竹で作られた「バンブーブラシ」。歯にも環境にも優しく、しかもナチュラルな見た目がオシャレだと大人気。そんなバンブーブラシの魅力を徹底解説。(フロントロウ編集部)

竹で作られた「バンブーブラシ」

 毎日の生活のなかで何気なく使っている歯ブラシ。皆さんはどのような基準で歯ブラシを選んでいるだろうか。ドラッグストアでたまたま目に入ったものを使っているという人も多いかもしれないけれど、そんな人にぜひおすすめしたいのが、「バンブーブラシ」。

画像: 竹で作られた「バンブーブラシ」

 バンブーブラシとは、その名の通り「バンブー(竹)」で作られた歯ブラシのことで、ナチュラルな見た目で使い心地も良いだけでなく、歯にも環境にも優しいと、近年サステイナブルなアイテムとして、世界中で大きな注目を集めている。

海洋プラスチックごみの1%を占める歯ブラシ

 実は、一般的なプラスチック製の歯ブラシは、世界的な問題となっている「海洋プラスチックごみ」の約1%を占めているという。また通常、歯ブラシは3~4カ月ごとに買い換えるため、毎年45億本以上のプラスチック歯ブラシのごみが、新たに流入していると推定される。

 そんな海洋プラスチックごみを減らす方法のひとつとして期待されているのが「バンブーブラシ」。竹は、CO2の排出量が少なくエコな材料なだけでなく、非常に成長が早く、植えてから3~5年で収穫できる。水はほとんど必要なく、殺虫剤なども不必要。さまざまな環境でも力強く成長する特徴を持っている。

画像1: 海洋プラスチックごみの1%を占める歯ブラシ

 また、竹の生息が多い日本においては、全国各地で深刻化している「竹害」の対策にも、バンブーブラシは有効だとされている。

 竹害とは、かつて、竹やたけのこを採るために栽培されていた「竹林」が、プラスチックなどの代用品の台頭で放置されるようになり、その結果、近隣の敷地に侵入したり、他の植物に悪影響を及ぼしたりする現象のことで、バンブーブラシなどの「竹製品」を積極的に活用することで被害を抑えることができるという。

画像2: 海洋プラスチックごみの1%を占める歯ブラシ

 ほかにも、バンブーブラシには、ほとんどプラスチックを使用されていないため、身体にさまざまな健康被害をもたらすとされる「プラスチックの摂取量」を減らすことができるという嬉しいメリットも。そのため、ふだん何気なく使っている歯ブラシを「バンブーブラシ」に置き換えるだけで、地球環境だけでなく、歯や身体の健康にも大きなメリットをもたらしてくれる。

 「環境に優しい選択」として、年々注目度が高まっているバンブーブラシ。日本でも店頭やネット通販などでも入手可能。さまざまなタイプのバンブーブラシが発売されているため、気になる人はチェックしてみては。(フロントロウ編集部)

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