海外セレブやプロのメイクアップアーティストたちも愛用する卵形メイクスポンジ「ビューティーブレンダー」から、肌にも環境にも優しい「サトウキビ由来」のメイクスポンジが登場。エコフレンドリーなアイテムとして注目が集まっている。(フロントロウ編集部)

サトウキビの搾かすを再利用したメイクスポンジ

 ファンデーションや化粧下地を均一に伸ばし、メイク持ちもアップさせてくれると大評判の卵型メイクスポンジ「ビューティブレンダー(Beauty Blender)」。カラフルでころっとした見た目が可愛く、海外だけでなく日本でも人気のメイクアイテム。

 そのビューティーブレンダーから、肌にも地球にも優しいエコフレンドリーな新作スポンジ「バイオ ピュア(BIO PURE)」が登場。

 従来のスポンジと全く同じ見た目と使い心地をキープしつつ、スポンジ本体の最大60%に本来なら廃棄される「サトウキビ廃棄物」を素材として採用。製造プロセスにおける「CO2排出量の削減」と「水の無駄遣い」を最小限に抑えることに成功したという。

 同ブランドの創業者でメイクアップアーティストのレア・アン・シルバ氏は「スポンジの素材を改良し、生産と製造を技術的に進歩させることで、より地球に優しいアイテムになりました」と、プレスリリースでコメント。

 シルバ氏は「バイオピュアは、オリジナルのビューティーブレンダーとまったく同じ感触とパフォーマンスを発揮します。使用できる期間も、感触も、水に対する親水性も全て同じです」と説明。メイクの仕上がりを変えることなく、環境にやさしい選択ができるようになったという。

サトウキビ廃棄物(バガス)ってなに?

 今回発売される「バイオ ピュア(BIO PURE)」に使用されているサトウキビ廃棄物(バガス)とは、文字通りサトウキビを絞った後に残る「搾かす」のこと。

 年間約12億トンほどのサトウキビが生産されることから、バガスの年間排出量は約1億トン(乾燥重量換算)と推定され、環境に負担をかけずに安定的に供給ができるサステナブルな素材として年々注目度が高まっている。

 そんなバガスは、紙の原料やボイラーの燃料、建築資材などの「木材」の代用品として二次利用されることが多い。また、土に還る「生分解性」の素材ということもあり、近年ではプラスチックの代替品として利用する企業も増えているという。

 実際に、化粧品化学者のジンジャー・キング氏も「サトウキビ(廃棄物)は、化粧品を作る素材としては、非常にサステナブルな選択だ」と米Allureで語っている。

 肌にも環境にも優しいビューティーブレンダーの新作「バイオピュア」。価格はオリジナルと同じで約2,200円(20ドル)。日本からは米大手コスメ通販サイトのセフォラ(Sephora)から購入することができる。(フロントロウ編集部)

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