肌のシワやたるみを改善し、ハリとツヤを与える“エイジング効果の高い成分”として知られる「レチーノール」。実は、使い方次第でさらに効果を高めることができるって知ってた? いま海外で話題の最新スキンケア法「レチノール・サンドイッチ」をご紹介。(フロントロウ編集部)

レチノール(ビタミンA)の効果をおさらい

 レチノールとは、ビタミンAの一種。ビタミンAには、肌表面のターンオーバーを促す働きがあるとされており、シワやシミを改善したり、肌のごわつきやキメを整えたりと、年齢とともに気になる肌トラブルに効率よくアプローチすることができる。

画像: レチノール(ビタミンA)の効果をおさらい

 そんなレチノールのエイジングケア効果を最大限に引き出すテクニックとして、いま海外のビューティー好きの間で話題になっているのが「レチノール・サンドイッチ」。

 レチノール・サンドイッチとは、簡単にいえば、保湿クリームと保湿クリームの間にレチノールを挟むというスキンケア方法のこと。保湿クリームで挟むことで、レチノールを塗った際に起こりやすい「乾燥」や「刺激」を和らげ、効率よくエイジングケアができると注目を集めている。

レチノール・サンドイッチのやり方

 ニューヨーク市にあるシュワイガー皮膚科理事会の公認皮膚科専門医のミシェル・ファーバー医師によると、レチノール・サンドイッチのやり方は意外とシンプル。

 はじめに、化粧水、美容液、保湿クリームと一般的なステップでスキンケアを行なう。次に、目の周りや口角など粘膜に近いデリケートな部分を避けながら、レチノール配合のスキンケア製品を顔全体にのばす。

画像: レチノール・サンドイッチのやり方

 最後に、保湿クリームをたっぷりと重ねて、文字通り、保湿クリームでレチノールを「サンドイッチ」する。ちなみに、このとき使用する保湿クリームは、2回とも同じものでも良いし、乾燥が気になる場合は、2回目に保湿力が高いものを選ぶもの良いそう。

レチノール・サンドイッチは、どんな人におすすめ?

 ファーバー医師によると、レチノール・サンドイッチは、基本的にどんな肌タイプにもオススメのスキンケア方法だけれど、とくに肌がカサつきやすい「乾燥肌」や「敏感肌」の人ほど効果を実感しやすいそう。ほかにも、ファーバー医師は「(レチノールによる)乾燥は、ニキビなどの肌トラブルを誘発する可能性もあるため、(脂っぽいのに乾燥しやすい)混合肌の人にも効果的だと思う」と米Skincare.comで明かしている。

 レチノールのエイジングケア効果を引き出す話題のスキンケア方法。ただし、レチノールを使うと日光に対して敏感になるため、夜のスキンケアに取り入れるか、もしくは「日焼け止め」と併用することも忘れずに。(フロントロウ編集部)

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