アラン・キムが第93回アカデミー賞授賞式に出席
日本時間4月26日に第93回アカデミー賞授賞式が行なわれ、映画『ミナリ』でデヴィッド役を務めた子役のアラン・S・キム（8）が、プロデューサーのクリスティーナ・オーと共に出席した。
アカデミー賞にアラン自身はノミネートされていなかったものの、『ミナリ』は作品賞を筆頭に、共演したスティーヴン・ユァンが主演男優賞に、ユン・ヨジョンが助演女優賞に、監督を務めたリー・アイザック・チョンが監督賞にノミネートされるなど、計6部門にノミネートされており、アランは仲間たちを応援するため、会場となったロサンゼルスのユニオン駅まで駆けつけた。
8歳にしてアカデミー賞のレッドカーペットを歩くという名誉にあずかったアランだけれど、会場を訪れる前には、“やらなければいけないこと”があったそう。
アランはアカデミー賞への出席に先駆けてインスタグラムを更新して、授賞式で着用したトム・ブラウン（Thom Browne）のスーツに身を包み、愛犬のクリームと散歩に出かけたところを収めた一連の写真を投稿。「アカデミー賞の時間だけど、まずはクリームを散歩しなければいけなかったんだ。さあ、これから授賞式に出かけるよ！」とコメントを添えて、会場に出かける前に、愛犬を散歩に連れて行かなければいけなかったことを明かした。
アカデミー賞という大舞台の前にも、自分が“やらなければいけないこと”として、愛犬クリームを散歩に連れて行くという役割をきちんと果たしたアラン。愛犬クリームもきっと、トム・ブラウンのスーツで決めて一緒に散歩に出かけたアランのことを、誇らしく思ったに違いない。
また、アランと共に授賞式に出席したプロデューサーのクリスティーナは、授賞式中にインスタグラムを更新して、アランとの写真を投稿。「この冒険は恐れ多くワイルドなもので、私たちが一緒に作り上げた素晴らしき『ミナリ』を祝福できることを嬉しく思います。今夜、私を出席させてくれた愛するチームの皆さんに感謝しています」と綴り、チームへの感謝を述べた。
脚本賞と作曲賞にもノミネートされていた映画『ミナリ』は第93回アカデミー賞授賞式にて、ユン・ヨジョンが助演女優賞を受賞した。ちなみに、アランは今年3月、アカデミー賞の前哨戦である放送映画批評家協会賞2021（Critics Choice Awards）にて子役賞を受賞した際に見せたリアクションが可愛かったことも大きな話題になった。（フロントロウ編集部）
