そもそも、セルフタンニングは「顔」にも使える?
25年以上の歴史を持つタンニング専門のブランド「サントロペ(St.Tropez)」に所属する、セルフタンニングの専門家であるソフィー・エヴァンスによると、一般的にセルフタンニングは「顔」にも使用してOK。
ただし、顔に使用する場合は、必ず「顔用」のセルフタンニングを選ぶことが重要。その理由について、ソフィーは「顔はpHレベルが高いため(他のパーツより)セルフタンニングが少し暗めに出る傾向がある」と米Makeup.comでコメント。「実際に、顔用に処方されているものは、一般的なボディ用のセルフタンニングよりも少し明るい色に作られている」とソフィーは説明する。
色ムラなし!顔にセルフタンニングを塗る方法
まず、顔のセルフタンニングを始める前に、肌をしっかりと保湿することが大切。ただし、オイルを含むスキンケア製品を使うと、セルフタンニングがムラになる恐れがあるため、なるべく「オイルフリー」の化粧水、美容液、保湿クリームなどを使ってみて。
肌をしっかり保湿したら、いよいよセルフタンニングの出番。基本的には、パッケージに記載されている指示に従うだけでいいけれど、ミストタイプの場合は、顔から10cmほど離し、顔の中心と側面にスプレーするのがベスト。クリームの場合は、保湿クリームと同じように手のひらで伸ばし、顔全体に優しくなじませるのが良いそう。
ほかにも、ソフィーは「鼻の周り、あごのライン、首の前後、髪の生え際、耳なども忘れないで」と発言。顔全体にしっかりとセルフタンニングを伸ばすようアドバイスした。
ブリーチ眉は“保湿クリーム”でガード
眉毛にグレイヘア(白髪)が混ざっている人や、ブリーチで眉毛を脱色している人は、少し注意が必要。ソフィーは「眉毛がブロンド、もしくはグレイヘアだと、顔をセルフタンニングした際に、眉毛まで着色されることがある」と忠告。
セルフタンニングの着色を防ぐ方法として、ソフィーは「先に眉毛の生え際に保湿クリームを塗っておくと自然な仕上がりになるよ。あと(眉毛についたら)すぐに綿棒などで拭うのも効果的」と助言した。
あとは、ボディ用と同じように4~6時間ほど放置したら、セルフタンニング完了。ちなみに、きれいな小麦肌をキープするためには、だいたい週に2~3回ほど行なうのがオススメなのだとか。顔のセルフタンニングに困ったら、ぜひプロの意見を参考にしてみて。(フロントロウ編集部)