ディズニーランドのキャラクターが劇的イメチェン
ディズニーの映画『シンデレラ』に登場する魔法使いで、「ビビディ・バビディ・ブー」という魔法の呪文でシンデレラが美しく変身させるフェアリーゴッドマザー。物語のなかだけでなく、世界各国のディズニーランドでも多くのゲストに魔法をかけてきたフェアリーゴッドマザーだが、一部のディズニーファンのあいだで、東京ディズニーランドのフェアリーゴッドマザーの顔が「怖い」と言われていたのをご存じだろうか?
かつてはフランスにあるディズニーランド・パリにも存在していた旧バージョンのフェアリーゴッドマザーに対しても同様の声があがっていた。
言われてみるとたしかにちょっと怖いかも…。マスクなので表情がワンパターンなのはもちろんのこと、喜怒哀楽のどれにも当てはまらない“無表情”も怖さを後押し。ディズニーヴィランズのような悪役のキャラクターならまだしも、良い人を売りにしたキャラクターにしては怪しげな雰囲気を醸し出している。
そんなフェアリーゴッドマザーの顔が、コロナ禍でひっそりとリニューアルされていたことがわかった。新しいお顔を手に入れたフェアリーゴッドマザーの現在の姿がこちら。
明るくなった! 最大の変化はなんといっても“目”だろう。以前は黒目がちだったが、リニューアル後は白目の面積が増えた。また、キュッと結んでいた口が少し開いたことで、より豊かな表情に。
ちなみに、以前よりも血色がよくなり、イキイキとした表情をしていることは間違いないが、SNSで写真を見た海外のファンからは「前よりマシだけどまだ怖い」といったシビアな意見も。というのも、アメリカのディズニーランドやディズニーワールドはマスクではなく、プリンセスと一緒で演者が顔を晒しているので、マスクをしているという時点で「奇妙」だと感じる人が多いよう。
じつはディズニーランド・パリのフェアリーゴッドマザーも数年前にこのバージョンにイメチェンを遂げている。(フロントロウ編集部)