今後劇場で公開される予定のMCU作品は何?現在決定している映画14作品のタイトルと公開予定日を全てご紹介。(フロントロウ編集部)

※ディズニープラスで配信されるドラマシリーズは除く
※新型コロナウイルス感染拡大のため、公開日時は変更される可能性があります。

『ブラックウィドウ』2021年7月9日 映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開

 スカーレット・ヨハンソン演じるマーベルヒーロー、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ初の単独映画。映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で彼女が下した最期の決断の真相が明かされるとして、多くのファンの期待を背負っている。新型コロナウイルス感染拡大の影響により度重なる延期ののち、2021年7月9日 映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス同時公開が決定した。


『シャン・チー/テン・リングスの伝説』2021年9月3日日本公開

 MCU映画史上初となるアジア系ヒーローを描く『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。コミック作品『マスター・オブ・カンフー』の主人公シャン・チーが、映画『アイアンマン』でトニー・スタークを人質として拘束したテロ組織の“テン・リングス”と闘うというストーリー。本格的なカンフーや型破りなアクションシーンに期待が高まる。


『エターナルズ』2021年11月5日 全米公開予定

 太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”を描く本作には、オスカー俳優のアンジェリーナ・ジョリーに加え、『ゲーム・オブ・スローンズ』のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソクなどが出演予定。監督を務めるのは、マーベル映画で唯一のアカデミー賞監督賞受賞者であるクロエ・ジャオ。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(Spider-man: No Way Home)』2021年12月17日 全米公開予定

 トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズの第3弾となる『ノー・ウェイ・ホーム』。MJ役のゼンデイヤやネッド役のジェイコブ・バタロンがスクリーンに戻ってくるのはもちろん、かつてスパイダーマン役を務めたアンドリュー・ガーフィールドとトビー・マグワイアが出演するというウワサもある。

『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』2022年3月25日 全米公開予定

 ベネディクト・カンバーバッチが主演を務める『ドクター・ストレンジ』シリーズ第2弾。ディズニープラスで配信されたドラマ『ワンダヴィジョン』の主人公ワンダ/スカーレット・ウィッチを演じたエリザベス・オルセンも出演する。エリザベス曰く、ホラーショーのような雰囲気のある狂気に満ちた映画。

『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(Thor: Love & Thunder)』2022年5月6日 全米公開予定

 タイカ・ワイティティ監督によって「(前作より)2倍くだらない」作品になると言われている『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』。本作は、『マイティ・ソー』シリーズの4作目。ナタリー・ポートマン演じるヒロインのジェーン・フォスターが復帰し、ソーのハンマーを手にして活躍するという。また、『マイティ・ソー』シリーズではお馴染みのマット・デイモンが、今回も何らかの役で「カメオ出演」するのではないかと言われている。


『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(Black Panther: Wakanda Forever)』- 2022年7月8日 全米公開予定

 2020年に逝去したチャドウィック・ボーズマンが主役のブラックパンサー役を務めた本作『ブラックパンサー』の続編は、現在のところ2022年7月8日に公開が予定されている。マーベル映画史上初めて黒人のヒーローを主人公にした作品。多くのファンから高い評価を受けた本作は、アカデミー賞で史上初のアメコミ映画かつスーパーヒーロー映画として作品賞にノミネートされた伝説的な作品。現時点でマーベルは、チャドウィックが演じたティ・チャラの役割を再キャストせずに撮影すると発表している。


『ザ・マーベルズ(The Marvels)』- 2022年11月11日 全米公開予定

 ブリー・ラーソンがキャプテン・マーベル役を務める映画の2作目となる『キャプテンマーベル2』は、2022年11月に公開予定。『キャプテンマーベル』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』前に公開され、1990年代が舞台だった。『キャプテンマーベル2』では、ドラマ『ワンダヴィジョン』に登場したモニカ・ランボーというキャラが物語の鍵となるのではないかと言われている。


『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(Ant-Man and the Wasp: Quantumania)』2023年2月17日 全米公開予定

 アントマン役のポール・ラッド、ワスプ役のエヴァンジェリン・リリー、ピム博士役のマイケル・ダグラス、初代ワスプ役のミシェル・ファイファーが揃って登場する『アントマン』シリーズ第3弾。2021年にホラー界隈を賑わせた映画『ザ・スイッチ』のキャスリン・ニュートンも出演することで知られている。


『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3(Guardians of the Galaxy Vol. 3)』2023年5月5日 全米公開予定

 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後を描くとされる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』。ガモーラを失ったあと、一体何が描かれるのかに焦点が集まる。ちなみに、2022年には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(The Guardians of the Galaxy Holiday Special)」という作品がディズニープラスで配信される。ホリデー・スペシャルの脚本を務めるのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で監督を務めたジェームズ・ガン。


『ブレイド』2023年 全米公開予定

 オスカー俳優のマハーシャラ・アリを主人公にしたリブート版『ブレイド』。2019年の米サンディエゴ・コミコンで制作が発表された際には多くのファンを喜ばせた。マ1998年から2004年までに3部作が公開されたウェズリー・スナイプス主演のマーベル映画『ブレイド』シリーズは、当時あまり良い成績を残せていなかったマーベルの実写映画として初めて大ヒットを記録した作品であり、今では「元祖マーベル映画」と呼ばれる作品。今回のリブートは、マハーシャラ本人がマーベル・スタジオに直談判したことで実現したという。


『ファンタスティック・フォー(Fantastic Four)』2023年 全米公開予定

 2019年の米サンディエゴ・コミコンで制作が発表された『ファンタスティック・フォー』。2015年に公開された映像化4作目はなかなか興行成績が振るわずに終わったものの、再び映像化企画が持ち上がっている。本作についての詳細は明らかになっていないけれど、2023年または2024年にリリースされる可能性がある。


『デッドプール3(Deadpool 3)』2023年 全米公開予定

 ライアン・レイノルズが主演を務める『デッドプール』シリーズの第3弾。2019年、米ウォルト・ディズニー・カンパニーは21世紀フォックスの買収を正式に完了させ、『X-MEN』、『デッドプール』、『ファンタスティック・フォー』などの権利を獲得。その動きにより、大人気作品である『デッドプール』3作目がMCU作品となるのか、あるいは同ユニバースからは独立したものになるのか、といった立ち位置について様々な憶測が飛び交っていたけれど、2021年になり、マーベル・スタジオから正式に『デッドプール』のMCU入りが伝えられた。


『キャプテンアメリカ4』2023年 全米公開予定

 ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が最終回を迎え、満を辞して発表された『キャプテンアメリカ4』の制作。まだ発表されたばかりのため、監督やキャストの詳細は明らかになっていない。2019年に『アベンジャーズ/エンドゲーム』をもって“卒業”を宣言したクリス・エヴァンスがキャストに参加するかどうかについて焦点が集まっているけれど、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギは、クリスの出演について否定している。

(フロントロウ編集部)

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