大人気ホラーゲーム『バイオハザード』シリーズ最新作の『バイオハザード ヴィレッジ』に登場するモンスターが、自身の映画に登場するモンスターに酷似していると、映画『武器人間』の監督が非難の声をあげている。(フロントロウ編集部)

大好評『バイオハザード ヴィレッジ』

 『バイオハザード ヴィレッジ』は、カプコンの大人気ホラーゲーム『バイオハザード』シリーズの最新作。2021年5月8日に発売され、世界中で好評を博している。

 そんな本作に、「パクリ疑惑」が浮上中。声をあげたのは、スプラッタホラー映画『武器人間』の監督、リチャード·ラーフォースト。ラーフォースト監督は5月9日に自身のLinkedinで、「2013年、私は『武器人間』という映画を監督しました。この映画は、私がデザインしたクリーチャーが登場する、クレイジーなモンスター映画です。そのうちのひとつは、『バイオハザード』の最新作に、完全に無許可かつクレジット無しで使用されています」と指摘。

 同様の類似性を指摘するTwitterユーザーの画像を確認すると、確かに両者はそっくり。ラーフォースト監督は、そのスレッドに、「あぁ、これは思っていたよりもひどい。最初は怒りを感じ、次に誇りを感じたけれど、今これを見ると悲しくなる」と、動揺を隠せない様子を書き込んだ。

 ラーフォースト監督は、カプコンがわざとやったのかどうかはわからないけれど、「似すぎている」ということをはっきりさせたいと話し、また、もしカプコンが「事前に知らせてくれていたら、とても嬉しかった」とも米PC Gamerにコメント。そして、カプコンに対して何らかの法的措置を取るつもりはないと話し、「私はただ、彼らが私を評価してくれればいいと思っています」と語っている。

 これらのキャラクターは、アーティストが新作ゲームのために生み出したものなのか、それとも映画を見てコンセプトを決めたアーティストチームが作ったものなのかは分かっていない。(フロントロウ編集部)

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