テイラー・スウィフトが名誉あるアワードを受賞したブリット・アワードの壇上で次世代のアーティストたちに送ったアドバイスが金言すぎる。(フロントロウ編集部)

テイラー・スウィフトがブリット・アワードで史上初の快挙

 日本時間の5月12日早朝にイギリス・ロンドンのO2アリーナで行なわれたブリット・アワード(Brit Awards)2021で、シンガーのテイラー・スウィフトがグローバル・アイコン・アワードを受賞した。

画像: テイラー・スウィフトがブリット・アワードで史上初の快挙

 過去には、エルトン・ジョン、デヴィッド・ボウイ、ロビー・ウィリアムズといった、そうそうたるイギリス出身の男性アーティストたちに与えられた功労賞である同アワードを女性、しかもイギリス出身ではないアーティストが受賞するのはテイラーが初めて。

 テイラーの輝かしい軌跡を振り返るイントロダクション映像では、テイラーとプライベートで交流がある親友シンガーのセレーナ・ゴメスやエド・シーラン、俳優のゾーイ・クラヴィッツ、そしてテイラーにとって憧れの存在である大物ミュージシャンのアニー・レノックスもそれぞれ祝福のコメントを寄せた。


後輩アーティストたちへの金言が飛び出す

 ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のアリア・スターク役でおなじみの俳優のメイジー・ウィリアムズに紹介されてステージに上がったテイラーは、まず、「私のことを知っている人はみんな、私がどれだけ『ゲーム・オブ・スローンズ』のファンかを知ってるはず」と、今すぐにでもメイジ―に駆け寄ってハグをしたいとお茶目にコメント。

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 アイコン・アワードという名誉ある賞を受け取ったことに感無量の様子のテイラーは、日々応援してくれるファンたちやコロナ禍でリリースした姉妹アルバムの『Folklore』と『Evermore』、そして再録アルバム第1弾の『Fearless (Taylor’s Version)』の制作に協力してくれた人たちに丁寧に感謝の言葉を述べると、続けて、会場や自宅でアワードを見ている後輩アーティストたちに向けてこんな激励のメッセージを送った。

「どんなキャリアにだってネガティブな意見はつきもの。もしも抵抗に遭ったとしたら、それはたぶん、あなたが何か新しいことをやろうとしている証拠。乱気流に巻き込まれたりプレッシャーを感じたりしているなら、それはあなたが上昇している証拠のはず」

「全身全霊を捧げて創り上げたものが冷笑されたり、疑念を持たれたりすることもあるかもしれない。でも、そんなものに墜落させられてはダメ。それを燃料に変えなくちゃ」

 会場では、テイラーのファンであることを公言しているオリヴィア・ロドリゴや、ブリット・アワードの直前にテイラーから突然花束が贈られてきたことを報告し、同アワードでライジング・スター・アワードを獲得したグリフといった新人シンガーたちがスピーチを見守っていた。

画像: 左:オリヴィア・ロドリゴ、右:グリフ(Griff)

左:オリヴィア・ロドリゴ、右:グリフ(Griff)

 「私たちは、誰もが好きな時に好きなだけ言いたいことを言える世の中に生きているけど、私たちには、彼らの言うことが間違いだって証明する権利があるんだからね」とも語ったテイラーの言葉は、次世代アーティストたちの心にずしんと響いたはず。

 ちなみに、ステージ上ではハグはお預けとなったけれど、テイラーはプレスルームでは念願のメイジ―との記念撮影を行なってご満悦の様子だった。

画像: プレゼンターを務めたメイジー・ウィリアムズと。

プレゼンターを務めたメイジー・ウィリアムズと。

(フロントロウ編集部)

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