『エターナルズ』にカメラマンが映りこみ?
2021年5月初めに、MCU大注目作品『エターナルズ』のティーザーがついに公開された。
2021年11月に公開予定の『エターナルズ』は、映画『ノマドランド』でアカデミー賞をはじめとする各映画祭を席巻したクロエ・ジャオ監督が手掛けた作品で、MCU初のオスカー受賞監督によるものとなっている。
また、アンジェリーナ・ジョリーやキット・ハリントン、リチャード・マッデンなど、大物俳優たちがMCU入りし、MCUのフェーズ4を盛り上げる。
そんな『エターナルズ』のティーザーは、もちろんファンの心をウキウキさせているのだけれど、ある1つのシーンに映る人が注目を集めていた。
それは、アンジェリーナやスティーブ、ジェンマ・チャンなどが並んでいるシーン。1番左には、クメイル・ナンジアニが立っているのだけれど、その影に…、カメラマンが映っている!
『エターナルズ』にボリウッドスターが出演
これまでに、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や『マンダロリアン』といった大作で、コップやマイクが映りこんでしまった騒動が起こってきており、映画『ドクター・ストレンジ』にもスタッフが映りこんでしまったと予想されているシーンもある。
一部のファンは、『エターナルズ』の映りこみもその類のものであると思って面白がったけれど、じつはこのカメラマンも、ちゃんとした登場人物だと考えられている。
その理由が、クメイルが演じるキャラクターにある。彼が演じるエターナルズのキンゴは宇宙種族エターナルズだけれど、人間社会に溶け込むために表の顔を持っている。その顔というのが、ボリウッドスター。そのため、彼を追うカメラマンがいるようで、別のシーンでは、キンゴの隣にビデオカメラを持つ男性が映っている。
そのことから、キンゴの影に映ったカメラマンとビデオカメラを持っていた男性は同一人物だとみる人が多い。そしてその男性を演じるのが、本物のボリウッドスターであるハーリッシュ・パテル。彼がインドのメディアThe Free Press Journalによるインタビューで、ついにその役について口を開いた。
「ティーザーで少しだけ私を見たかもしれないけれど、あれが私の役柄の始まりで終わりだよ。インドでは、私は性格俳優なんだ。みんなは私がただ暇していると思っているだろうけれど、私はヨーロッパでも定期的に仕事をしているんだよ。久しぶりに(ここで)注目を集められて、非常に嬉しいね」
出演がそう多くない俳優までも、すでに話題の的となっている『エターナルズ』。2021年11月の公開が待ちきれない!(フロントロウ編集部)