ドレイクが2018年に公開した「God's Plan」のミュージックビデオのなかで、大学院に進学するための学費を提供した学生が、無事博士課程を終えたことをインスタグラムで報告。ドレイクもこの投稿に反応して、心あたたまるやり取りを見せた。(フロントロウ編集部)

「God's Plan」のミュージックビデオで寄付を行なったドレイク

 今年3月に最新EP『スケアリー・アワーズ2』をリリースし、同作に収録されている「What's Next」、「Wants and Needs」、「Lemon Pepper Freestyle」の3曲すべてを全米シングルチャートのベスト3に送り込むなど、ラッパーとして変わらぬ人気の高さを証明したドレイク

画像: 「God's Plan」のミュージックビデオで寄付を行なったドレイク

 2018年には、99万6631ドル(約1億円)の予算を費やして制作したシングル「God's Plan」のミュージックビデオが大きな話題に。「このビデオを制作する予算は99万6631ドル。俺たちはこれをすべて配ってみた。レーベルには言わないでくれ」というメッセージから幕を開けるこのビデオで、ドレイクは予算として準備された99万6631ドルをすべて、米マイアミの一般の人たちのために提供しており、ビデオではその模様が描かれている。

 ビデオのなかで、ドレイクはスーパーマーケットで買い物をしていた買い物客全員の支払いを肩代わりしたり、親子や家族に現金をプレゼントしたりと、チャリティのために予算を費やしている。

奨学金を提供した学生が大学院を卒業

 ドレイクは「God's Plan」のミュージックビデオのなかで、チャリティの1つとしてディスティニー・パリス・ジェームスという学生に、大学院に進学するための学費として5万ドル(約550万ドル)を提供。学費を提供されたディスティニーは当時、インスタグラムへのコメントで、ドレイクが自分の論文やそれまでの取り組みをチェックしてくれた上で、学費の提供を決めてくれたことを明かしていた。

 そして今回、ディスティニーは大学院での課程を終え、無事、博士号を取得することができたよう。米現知事時間5月11日、ディスティニーは卒業式で撮影したとみられる写真をインスタグラムに投稿して、「ママ、修得したよ。パパ、私はやったよ。あと4日で正式にUNCの卒業生になる」と、ノースカロライナ大学での博士課程を終えたことをフォロワーに報告した。

 この報告はドレイクの耳にも届いたようで、「その調子だよ、ディスティニー!」とコメントしてディスティニーの卒業を祝福。ディスティニーはドレイクからのコメントに返信して、青いハートの絵文字を添えて「ありがとう」と感謝の気持ちを綴った。(フロントロウ編集部)

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