肌悩みによって塗り方は違う!
ファンデーションは、気になる肌悩みのきれいにカバーしたり、肌の色ムラを整えたり、紫外線から肌を守ったりするベースメイクに欠かせないアイテムのひとつ。そんな普段、なにげなく使っているファンデーションだけれど、実は肌悩みによって使い方が違うって知ってた?
プロいわく、ファンデーションを上手に使いこなすことができれば、より素肌のように自然な仕上がりになるという。
【ニキビ跡】ブラシで軽く叩き込む
メイクアップアーティストのケーシー・スピカードによると、赤くポツポツとした「ニキビ」をきれいにカバーしたい場合は、ブラシでトントンと叩き込むように塗るのがオススメ。
ケーシーは「はじめに(ニキビの上に)コントロールカラーを塗って赤みを補正をしたら、その部分にファンデーションを塗るんだけど、トントンと叩き込むように塗るのがいいよ」と米Makeup.comでアドバイス。こうすることで、コントロールカラーとファンデーションが混ざることなくきれいに重なり、薄づきな仕上がりになるのだとか。
【くすみ】5点おきで顔の中心に光を集める
くすみを飛ばしたい場合は、肌がうるおっているように見せることが大切。
そのため、ファンデーションは顔全体にたっぷり塗るのではなく、両頬、おでこ、あご先、鼻すじの5カ所にのせ、顔の中心に光を集めるのがポイント。肌の透明感がアップするのはもちろんのこと、メリハリのある立体的なな仕上がりになるという。とくに、みずみずしいクリーミーなファンデーションを選ぶと、より明るくつややかに見せてくれるそう。
【シミ・クマ】2種類のファンデで部分的にカバー
ケーシーによると、シミやクマなどの色素沈着が気になる場合は、2種類のファンデーションを組み合わせて、部分的にカバー力をアップさせるのがオススメ。
はじめに、血色のいい健康的な肌を演出する“ピーチカラー”のリキッドファンデーションを肌全体に伸ばして、シミやクマを色補正する。次に、よりカバー力の高いクリームファンデを用意し、コンシーラーを塗るように部分的に塗りこむ。このとき、スポンジやブラシで丁寧にブレンドし、継ぎ目ができないようにシームレスに仕上げることがポイントなのだとか。あとは、ルースパウダーなどを使って全体をなじませて。
ファンデーションと一言に言っても、その塗り方は肌悩みによってさまざま。ぜひプロのテクニックを上手にマスターして、理想のベースメイクを手に入れてみて。(フロントロウ編集部)