ピンクが娘のウィローと共演した「Cover Me In Sunshine」が、オランダのチャートで1位に。ピンクがウィローに伝えた時のリアクションがさすが過ぎる。(フロントロウ編集部)

シンガーとして母親譲りの資質を持つウィロー

 ハリウッドきっての“肝っ玉母さん”として知られ、「So What」や「Just Give Me A Reason」などの代表曲を持つシンガーのピンク(41)。2006年にモトクロスライダーのケアリー・ハートと結婚したピンクは、彼との間にウィロー(9)とジェイムソン(4)をもうけているのだけれど、ウィローは、早くもシンガーとして母親譲りの才能の片鱗を見せている。

画像: シンガーとして母親譲りの資質を持つウィロー

 ウィローは7歳だった2018年、大ヒット映画『グレイテスト・ショーマン』の劇中歌「ア・ミリオン・ドリームズ」のカバーに母親と共に参加し、そこで披露した歌声が話題に。

 当時は、子どもらしい、天使のように透き通った歌声が可愛いと評判になったのだけれど、この時から2年以上の月日が経ち、現在のウィローの歌声はグッと大人っぽくなり、9歳なのでまだあどけなさこそ少し感じるものの、力強さも感じるような、安定感のあるしっかりとした歌声を持つシンガーに成長。

 そんなウィローが今年2月、母ピンクがリリースした新曲「Cover Me In Sunshine」にフィーチャリングで参加。久しぶりの親子共演となったこの楽曲は大きな注目を集め、ウィローも出演するミュージックビデオはYouTubeにおいて記事執筆時点で2,300万回以上再生されている。

「Cover Me In Sunshine」がオランダで1位になるも...

 先日、エレン・デジェネレスが司会を務めるアメリカの人気トーク番組『エレンの部屋』に母親のピンクが出演した際、ウィローと共演した「Cover Me In Sunshine」の話題に。エレンがミュージックビデオの話題を振ると、「娘は本当にかわいい!たまらないよ」と、溺愛しているウィローのことをベタ褒めしたピンク。

 一方で、ウィローはまだ9歳だからか、そこまで本気になって音楽に取り組んでいるわけではないそうで、ピンクは「娘はこういうことに関してまったく気に留めないの。全然気にしていないという感じなんだよね」とした上で、「Cover Me In Sunshine」にウィローが参加することになった経緯について次のように明かした。

画像: 「Cover Me In Sunshine」がオランダで1位になるも...

 「私は今年に入ってから(楽曲制作ができるソフトの)ガレージバンドで楽曲を作る勉強を始めたの。40歳になってから取り組んでいる大きなことなんだけどね。それで、『Cover Me In Sunshine』を色々といじっていた時に、娘が『私も歌っていい?』って言ってきた。私は『もちろん』って言ったんだけど、娘は『最高。じゃあ、泳ぎに行ってくるね』って。それで私は、『オーケー。また後で』って言ったんだけどね」。

 歌うことよりも泳ぐことを優先するという、ウィローの子供らしい一面を明かしたピンク。「Cover Me In Sunshine」は世界各国でヒットとなり、オランダでは1位を獲得したそうなのだけれど、これについてもウィローはまったく気にかけていないそうで、「『オランダで曲が1位になったけど、どういう気持ち?』って訊いてみたの」とピンクがウィローに尋ねると、次のような反応が返ってきたという。

 「『それってどこの都市?』って娘に訊かれて、『アムステルダムだよ』って教えたら、娘にこう言われたの。『あの都市が恋しいね。『アバター』観てもいい?』ってね」。

 自分が参加した楽曲が1位を獲得したら、誰でも少なからず舞い上がってしまいそうだけれど、その感動に浸る間もなく、映画『アバター』を観始めたというウィロー。その肝の据わり様はさすがピンクの子どもと言えるもので、将来も母親のような大物になるかもしれない。(フロントロウ編集部)

 

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