『ウォーキング・デッド』最終章となるシーズン11について、ショーランナーのスコット・M・ギンプルが口を開いた。(フロントロウ編集部)

『TWD』シーズン11は「すごくダーク」

 今年2021年に放送されるシーズン11が最終章となる予定のドラマ『ウォーキング・デッド』は、現在撮影が進められている。全米では2021年8月に放送開始予定となっており、エピソード数はこれまでで最も多い全24話。

 シーズン10の後半ではマギーが帰還し、マギーを追うリーパーズも登場。また、ファンの間では巨大コミュニティであるコモンウェルスの兵士だと見られている白い鎧を着たキャラクターなど、シーズン11で紐解かれるであろう新しい物語の欠片が映し出された。

 そんな『ウォーキング・デッド』は、最終章でどのような展開を見せ、どのように終わるのだろうか。Twitchの『TWDUniverse』で、ショーランナーのスコット・M・ギンプルがこんな言葉を口にした。

 「完全に(ダークで陰湿)というわけではない。暗い間にも明るい光はある。でもダークな物事は、すごく、すごく、すごく、すごくダークになる。でも容赦なくダークというわけでもない。明るい時もある」

 『ウォーキング・デッド』シーズン11の撮影中の様子。

『TWD』最終章で描かれるもの

 『ウォーキング・デッド』といえば人気キャラクターが突然殺されたり、見た目からもかなりエグい殺人シーンや、感情的にもキツい殺人なども描かれたりしてきた。そんなシリーズを生み出したショーランナーがそのダークさをここまで強調するとは、シーズン11ではどのような映像が見られるのか。

 さらにスコットは、シーズン11はダークであることに加え、残虐さもあると話した。

 「脅迫の強度が、その裏にある感情と混ざり合うエピソードでは、ある程度の激しさがある。そしてキャラクターたちの歴史もそこに混ざり合うだろう。本当に残虐なものがそこにはある。しかし、それは最も愛されるキャラクターたちに直接的に影響し、それがそのキャラクターたちの歴史に繋がるだろう」

 『ウォーキング・デッド』シーズン11のティーザー。

 苦しさや残虐さ、そういったダークな状況のなかで描かれるキャラクターたちの心。それこそが『ウォーキング・デッド』の人気の秘訣だと言えるため、スコットのこの発言には期待が高まる。一方で、どのキャラクターにどのようなことが起こるのか。誰かが命を落とすことになるのか…? そんな不安も漂っている。

 もう1人のショーランナーであるアンジェラ・カンは、シーズン11について、「新しいコミュニティが登場して、それは敵だけれど、たまに味方だったりする。人間のドラマがそこにはある。マギーが帰ってきたから、マギーとニーガンの物語にも取り組んでる。ずっとファンでいてくれたみんなが期待するたくさんのものがある」と話している

 ちなみに、シーズン11には、シーズン9でヒルトップの住人としてカメオ出演したC・トーマス・ハウエルや、ニーガンを演じるジェフリー・ディーン・モーガンの子供であるガスも出演する。(フロントロウ編集部)

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