Apple(アップル)が、多様なLGBTQ+ムーブメントを祝福しサポートするため、新たなApple Watchプライドエディションのバンドと文字盤を発表。(フロントロウ編集部)

プライドフラッグカラーが彩るApple Watch

 2016年に最初のApple Watchプライドエディションを登場して以来、Apple独自のプライドバンドは、LGBTQ+コミュニティへの支持やサポート、そのコミュニティの一員として誇りを持っていることを目に見える形で示してきた。

 そしてAppleは今年、国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日(IDAHOT)である5月17日に、今年のApple Watchプライドエディションのバンドと文字盤を発表した。

画像: LGBTQ+を支援する世界最大級の団体GLSENのボードメンバーで、アーティスト、リーダーであるDominique Morgan

LGBTQ+を支援する世界最大級の団体GLSENのボードメンバーで、アーティスト、リーダーであるDominique Morgan

 今年登場したプライドエディションバンドは、「プライドエディションブレイデッドソロループ」と「プライドエディションNikeスポーツループ」の2タイプ。

プライドエディションブレイデッドソロループ

 プライドエディションブレイデッドソロループでは、オリジナルのレインボーカラーにさらにカラーが加えられた、LGBTQ+コミュニティの豊かな多様性を象徴するプライドフラッグにインスパイアされ、幅広いカラーをバンドと文字盤に取り入れている。

画像: プライドエディションブレイデッドソロループ 10,780円(税込)

プライドエディションブレイデッドソロループ 10,780円(税込)

 レインボーカラーに加え、ブラックとブラウンは、黒人コミュニティとラテン系コミュニティ、およびHIV/AIDSで亡くなった人やこの病気と生きる人を象徴し、ライトブルー、ピンク、ホワイトはトランスジェンダーとノンバイナリの人を象徴。

 プライドフラッグに使われている多様なカラーを巧みに織り込み、さらに伸縮性のあるシリコン糸混紡リサイクルヤーンを採用したバンドは、メッセージ性、デザイン性、機能性が見事に融合したデザインに仕上がっている。

画像: プライドエディションブレイデッドソロループ

 また今年の特別なプライドの文字盤には、バンドの新しいカラーが美しく描かれ、LGBTQ+ムーブメントの団結した強さと相互サポートを表現。Digital Crownを回すと文字盤上の糸が無限にスクロールし、手首を上げるとアニメーションが表示される仕組みになっている。

プライドエディションNikeスポーツループ

 プライドエディションNikeスポーツループでは、オリジナルのレインボーの6色を表現。光を反射する糸が使われているため、夜間のランニングやサイクリング、ウォーキングなどの屋外ワークアウトでも活躍してくれる。

画像: プライドエディションNikeスポーツループ 5,280円(税込)

プライドエディションNikeスポーツループ 5,280円(税込)

 丈夫で、手首にぴったりフィットするよう自由に調節できる快適なデザインで、Nike文字盤ともマッチ。アクティヴなライフスタイルをスタイリッシュにサポートしてくれる。

 プライドエディションのブレイデッドソロループは、Apple Watch SEとApple Watch Series 4以降に対応し、プライドエディションのNikeスポーツループはApple Watch Series 3以降に対応。また、2021年のプライドの文字盤は、近日中にソフトウェアアップデートの一部として提供予定。

 新しいプライドエディションのバンドは、Apple公式サイト(apple.com/jp)およびApple Storeアプリケーションで注文でき、Apple Store直営店では2021年5月25日から販売を開始。プライドエディションのNikeスポーツループは近日中にナイキ公式サイト(nike.com)にも登場する。(フロントロウ編集部)

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