あるリアリティスターが、TikTokで話題の美容法を試してみたところ、ひどい炎症を起こしてしまい病院に搬送。一時的に片目の視力を失うなど、重症を負ったことがわかった。(フロントロウ編集部)

TikTokの美容法を真似して病院に搬送

 オーストラリアのリアリティー番組『ビッグ・ブラザー』に主演するティリー・ホワイトフェルドが、動画共有アプリTikTokで話題になっている「ある美容法」を試したところ、思わぬ炎症を引き起こし、一時的に片目の視力を失うなどのトラブルに見舞われたことを自身のインスタグラムで明かした。

 ティリーが試したとされるのは、いまTikTokで人気を集める“針”を使った美容法。どこかで使用方法を間違えてしまったのか、その“針”のついた美容器具を使用したところ、強い炎症反応を引き起こしてしまい、頬骨から鼻筋にかけてひどい火傷のような傷跡が残ってしまったという。

 実際に炎症を起こしている写真と共に、ティリーは「これは、ビッグ・ブラザーが始まる2ヶ月前に、TikTokのビデオで見た美容法を自宅で再現しようとしたときに出来た傷を治療していたときの様子」と投稿に記載。炎症を引き起こしてしまった原因について、ティリーは「針を皮膚の奥深くまで差し込んでしまったみたい」と綴っている。 

 この経験を受け、ティリーは「絶対に“DIY”や“自宅”で(このような)美容施術はしないほうがいいよ」と忠告。実際に、当時の様子について「顔が腫れすぎたせいで、一時的に視力を失ってしまい、病院に入院することになった。酷い炎症でとても具合が悪くなったし、(腫れすぎて)もはや自分の顔かどうかなのかも判別できなかった」と、かなり危険な状態に陥ったことを明かした。

 このティリーの勇気ある投稿には多くのフォロワーがサポートを表明。コメント欄には「あなたは素晴らしい人だよ、ティリー。この経験をシェアする勇気と愛を持っているところも大好き」や「あなたは今でも私たちの心を明るくしてくれる。ずっと大好きだよ!」と、彼女を応援する声が多数寄せられた。

若者の間で流行中の「マイクロニードル」が原因?

 今回のティリーの症状を見て、多くの専門家たちは、近年ティーンの間で注目を集める「マイクロニードル」を試したのではないかと予想。

 米The Cutのキャスリーン・ホウ氏は「(マイクロニードルは)皮膚科医の間では、ニキビ跡や色素沈着に効果的な方法だと言われているけれど、自宅で行なうのは非常に危険」とコメント。「(自宅で)これらの美容器具を無菌状態に保ち、適切な処置を行なうことは正直難しい」と語っている。

 ちなみに、現在TikTokでは「microneedle」のハッシュタグがついた投稿の総再生数は640万以上とかなりの注目度を誇っている。トレンドの美容方法を試す場合は、どんなリスクがあるのか充分に検討する必要がありそう。(フロントロウ編集部)

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