ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』に主演したサラ・ジェシカ・パーカーが、続編の撮影に先立って過去の衣装のアーカイブを物色。サラが発掘したマノロ・ブラ二クのヒールサンダル、どのシーンに登場したアイテムかわかる? (フロントロウ編集部)

『SATC』の劇中に登場した懐かしの1足が発掘

 ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)で主人公のキャリー・ブラッドショーを演じた俳優のサラ・ジェシカ・パーカーがインスタグラムで『SATC』に登場した“懐かしの1足”を公開した。

 リブート版にして続編となるHBO Maxのミニシリーズ『And Just Like That...(原題)』の制作に合わせてドラマや映画の衣装のアーカイブをチェックしていたというサラが見つけたのは、『SATC』でフィーチャーされたことで人気が爆発したイギリス発のシューズブランド、マノロ・ブラ二ク(Manolo Blahnik)のこちらのヒールサンダル。

 なんだかズタボロになってしまっているこの1足、ドラマ版のどのシーンに登場したか、あなたにはわかる?


正解は…

 正解は、シーズン4の「13話でサラ演じるキャリーと、ジョン・コーベット演じる恋人エイダンが激しい口論を繰り広げるシーン。

 「愛と闘いの日々」と題された同エピソードでは、キャリーとエイダンが同棲生活をスタートさせようと試行錯誤するものの、おたがいの価値観や優先事項の違いがもとで言い争いに。

画像1: © HBO FILMS/ HOME BOX OFFICE/NEW LINECINEMA/VILLAGE ROADSHOW / Album

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 たとえ恋人であっても、他人と共同生活をすることの難しさを痛感するというストーリーなのだが、キャリーとエイダンが罵り合いを続ける横でエイダンの愛犬であるピートがキャリーが大切にしていたマノロ・ブラニクの1996年コレクションのヒールをガジガジと噛んでおもちゃにしてしまう。

 「あの犬は私に380ドルの貸しがある!」とキャリーが激高し、弁償すると申し出たエイダンに「もう買えないよ、1996年製だもん! 」と言い放つという、『SATC』ファンにとっては印象深いシーンだった(※)。

※セリフは英語版をフロントロウが翻訳したもの

 ちなみに、サラが投稿した写真には、すぐさま海外の『SATC』ファンたちから「それってピートが嚙んじゃったやつだよね? 」というコメントが殺到。あまりにも多くのファンたちが覚えていたことにサラは「みんな本当によく覚えていて、驚いてる。感動した」と返信。「ずっとアーカイブとしてしまってあったけど、久しぶりに見ると…」と撮影当時の記憶が蘇ってくるよで感慨深いとコメントしていた。

いよいよ続編の撮影がスタート?

 ドラマとその続編として公開された映画2作のその後が描かれる『And Just Like That...(原題)』は、サラ演じるキャリーとミランダ(演:シンシア・ニクソン)、シャーロット(演:クリスティン・デイヴィス)の3人が、これまでと同じくニューヨークを舞台に、30代よりもさらに複雑な50代における友情や日常を生き抜く様子が描かれる。

画像2: © HBO FILMS/ HOME BOX OFFICE/NEW LINECINEMA/VILLAGE ROADSHOW / Album

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 10話から成る同シリーズには、サマンサ役のキム・キャトラルはカムバックしないことが伝えられ、その代わりにキャリーたちの友だちの輪には非白人の個性豊かな3人キャラクターが加わることが明らかになっている。

 先日、新キャラクターの1人であるノンバイナリーのコメディアン、チェ・ディアス役にドラマ『グレイズ・アナトミー』などで知られる俳優のサラ・ラミレスがキャスティングされたことが発表。

画像: いよいよ続編の撮影がスタート?

 サラ(・ラミレス)は、その直後、インスタグラムで自身のもとに届いた『And Just Like That...』の台本をお披露目しており、いよいよ撮影が始まる、もしくは、すでに水面下で始動しているものと予想されている。

(フロントロウ編集部)

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