『ウォーキング・デッド』でミショーンを演じたダナイ・グリラが、彼女の武器が刀だったことについて振り返った。(フロントロウ編集部)

『TWD』日本刀で戦ったミショーン

 10年以上にわたって続き、様々な人気キャラクターが登場してきた大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』では、各キャラクターにトレードマークとなる武器が持たされている。

 例えば、ジェフリー・ディーン・モーガンが演じるニーガンは亡き妻ルシールの名前がつけられたバット、ローレン・コーハンが演じるマギーは弓、レニー・ジェームズが演じるモーガンは木の棒など。他の武器を使うこともあるけれど、それぞれのイメージとなっている。

 そのなかでも、日本の『ウォーキング・デッド』ファンにとってはとくに印象的な武器を使っていたキャラクターがいる。それは、日本刀を使って戦っていたミショーン。そしてこの選択は、日本のファンだけでなく、ミショーンを演じたダナイ・グリラにとっても気分が高まることだったそう。

画像: 『TWD』日本刀で戦ったミショーン

 「テレビや映画における典型的な黒人女性がするようなことではないことを、ミショーンを演じるうえで数多くやれた」と、米Unstereotype Alliance Global Member Summitで振り返ったダナイは、“黒人女性”に刀という道具はとても新鮮で、原作者のロバート・カークマンを大絶賛していたことを明かした。

 「彼女のようなキャラクターには出会ったことがなかった。『わぉ。これは私が想像したこともなかった、ステレオタイプを壊す役』って感じだった。(彼女のようなキャラクターを)考えたことがなかった。ロバート・カークマンには、『私も彼女のような人を思い描けたら良かった!どうやって彼女を思いついたの?』って頻繁に言ってた。だって、刀とドレッドヘアの黒人の女の子って、私にとってすごく、すごく興味深い」

『TWD』ミショーンと日本の繋がり

 ミショーンと日本の繋がりは、これだけではないだろう。シーズン10のエピソード13でミショーンが卒業した時には、リックを探す手がかりとして、「Rick もう少し信じてみて」という言葉が日本語で書かれたスマホを手にし、彼を探す旅へ出た。

 刀を使いこなすミショーンが、日本語の書かれたスマホを手に旅に出るという展開には、もしかしたらミショーンが日本へ向かうのではないかと期待してしまう。『ウォーキング・デッド』のショーランナーであるスコット・M・ギンプルは、映画やスピンオフでミショーンがふたたび登場すると発言しており、もしそれが本当に実現すれば、その舞台は日本になったりして…?

画像: 『TWD』ミショーンと日本の繋がり

(フロントロウ編集部)

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