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2021年1月に総ユーザー数が2億人を超えた動画配信サービスのNetflixが、ビデオゲーム市場への参入を計画していると報じられている。(フロントロウ編集部)

ゲームのためのNetflix

 ドラマ『13の理由』や『ストレンジャー・シングス 未知の世界』をはじめ数々のオリジナル作品を制作してきたNetflixが2億人のユーザー向けのサービスとしてゲームを追加する可能性があると報じられた。

 米The Informationによると、ゲーム事業を拡大するために、ゲーム業界で知見を持つ幹部クラスの人材を探しているという。

Netflixはゲームと親和性が高い

 Netflixはこれまでにも、『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』や『マインクラフト: ストーリーモード』など、ユーザーが自由に物語の展開を選択できる「インタラクティブ・ムービー」という、ゲームに非常に親和性が高い作品を作ってきた。

画像: Netflixはゲームと親和性が高い

 また、ドラマ『ストレンジャー・シングス』はゲーム『デッド・バイ・デイライト』と、ドラマ『ペーパー・ハウス』はゲーム『レインボー・シックス・シージ』とコラボするなど、ゲーム業界へ着々とを歩みを進めてきていた。

 とはいえ、既存のゲームメーカーからコンテンツをライセンスするのか、自社でゲームを作るのか、そして、それらのゲームを実際にどのようにプレイするのかと言ったことはわかっていない。 

 Netflixが目論むゲームのサブスクリプション企画は、まだ初期段階にあるため、詳細は明かされていない。けれど、もしゲーム業界に参入するとしたら、Appleやマイクロソフト、ソニー、Googleなどと競合しなければならない。

 ちなみに、Appleは既にゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」、マイクロソフトは「Vbox Game Pass」、ソニーは「PlayStation Now」というそれぞれのゲームサブスクリプションサービスを持っており、Googleにも「Stadia」というゲーム配信プラットフォームがある。(フロントロウ編集部)

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